接続されたパッチ、アップグレード、および拡張ベースラインまたはベースライン グループを基準にしてホストを修正できます。
1 つのベースライン、同じ種類の複数のベースライン、またはベースライン グループを基準にして、ホストを修正できます。異なる種類のベースラインを基準に修正を行う場合は、ベースライン グループを作成する必要があります。ベースライン グループには、複数のパッチ ベースラインと拡張機能ベースライン、または複数のパッチ ベースラインと拡張機能ベースラインが組み合わされた 1 つのアップグレード ベースラインが含まれます。
一度につき 1 つの添付されたアップグレード ベースラインを基準に、
ESXiホストを修正できます。
ESXi
6.7イメージが含まれる単一のアップグレード ベースラインを使用して、vSphere インベントリ内のすべてのホストをアップグレードできます。
単一の ESXiホスト、またはフォルダ、クラスタ、データセンターなどのコンテナ オブジェクト内のESXi ホストのグループを修正できます。また、vCenter Serverレベルで修正を開始することもできます。
注:
クラスタの修正中に vCenter HA フェイルオーバーが開始されると、修正タスクはキャンセルされます。フェイルオーバーが完了したら、新しいノードで修正タスクを再起動する必要があります。
前提条件
- 必須権限:。
- パッチ ベースライン、アップグレード ベースライン、または拡張機能ベースライン、あるいはパッチ、アップグレード、および拡張機能が含まれているベースライン グループをホストに接続します。
- 修正前チェックで発生した問題を解決します。
- アップグレードの場合、アップグレードするESXiホストに少なくとも 4 GB の起動ディスクがあることを確認します。ローカル ディスク、SAN、または iSCSI LUN から起動する場合、ESXiシステム パーティションを作成するために最大 128 GB のディスク容量が使用されます。128 GB を超える起動ディスク上に VMFS データストアを作成できます。
手順
- vSphere Clientで、個々のホストまたはコンテナ オブジェクトの vSphere Lifecycle Manager コンプライアンス ビューに移動します。
- ホスト、クラスタ、またはコンテナ オブジェクトに移動します。
- [アップデート] タブをクリックします。
- を選択します。
- [添付されたベースラインおよびベースライン グループ] ペインで、修正に使用するベースラインおよびベースライン グループを選択します。
単一のベースラインまたはベースライン グループを選択できます。複数のベースラインおよびベースライン グループを選択することもできます。選択したベースラインおよびベースライン グループには、1 つのアップグレード ベースラインのみを含める必要があります。
- [修正] をクリックします。
選択したベースラインおよびベースライン グループにアップグレード イメージが含まれていない場合は、
[修正] ダイアログ ボックスが開きます。
選択したベースラインおよびベースライン グループにアップグレード イメージが含まれている場合は、[エンド ユーザー使用許諾契約書] ダイアログ ボックスが開きます。
- 選択したベースラインおよびベースライン グループにアップグレード ベースラインが含まれている場合は、[エンド ユーザー使用許諾契約書] ダイアログ ボックスで使用許諾契約書の条項に同意します。
契約書に同意し、
[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じると、
[修正] ダイアログ ボックスが開きます。
- [修正] ダイアログ ボックスで、修正の設定を確認し、必要に応じて変更を加えます。
- 修正を確実に成功させるために vSphere Lifecycle Managerが実行する必要があるアクションのリストを確認します。
- (オプション) 完全な修正前チェック レポートを生成するには、[完全な事前修正チェック レポートを表示します] をクリックします。
このオプションを選択した場合、
[修正] ダイアログ ボックスが閉じ、
vSphere Lifecycle Manager は修正プロセスを続行しません。代わりに、
[修正事前チェック] ダイアログ ボックスが開きます。修正前チェックの結果を確認したら、修正を再度開始する必要があります。
- 修正するホストのリストを確認し、修正する必要のないホストを選択解除します。
リストには、選択したベースラインおよびベースライン グループが添付されているすべてのホストが含まれています。修正を開始する前に 1 台のホストに移動した場合でも、リストには修正対象の複数のホストが表示されることがあります。デフォルトでは、リスト内のすべてのホストが選択されています。リストからホストを選択解除すると、修正対象のホストの全体的な数が変更されます。
- (オプション) 修正中にインストールされるアップデートに関する情報を表示するには、[インストール] リストを展開します。
選択したベースラインおよびベースライン グループにアップグレード ベースラインが含まれている場合は、
ESXiイメージに関する情報も表示されます。
- (オプション) 後で実行するように修正タスクをスケジュール設定するには、[スケジュール オプション] を展開して、スケジュール設定タスクを構成します。
デフォルトでは、修正タスクは、
[修正] ダイアログ ボックスを閉じた直後に開始されます。
- [修正の設定] を展開し、修正の設定を確認します。
- [修正] をクリックします。
結果
修正スケジュールにより、修正タスクがすぐに開始されるか、後で実行されます。