動的ベースラインは、特定の条件を満たすパッチのセットです。動的ベースラインの内容は、使用可能なパッチに応じて異なります。ベースラインから特定のパッチを手動で削除したり、追加したりすることができます。

前提条件

  • 必須権限:VMware vSphere Update Manager.ベースラインの管理

手順

  1. vSphere Client[メニュー] > [Update Manager] の順に選択します。
  2. [メニュー] > [Update Manager] の順に移動します。
    Update Managerのホームが表示されます。
  3. [ベースライン] をクリックします。
  4. [新規] をクリックし、[新規ベースライン] を選択します。
    [ベースラインの作成] ウィザードが表示されます。
  5. [名前と説明] ページに名前を入力し、必要に応じてベースラインの説明を入力します。
  6. ESXiのパッチ ベースラインを作成するには、[パッチ] を選択し、[次へ] をクリックします。
  7. [パッチの自動選択] 画面で、条件に一致するパッチでベースラインを自動的に更新するオプションを選択します。
  8. パッチをベースラインに追加するために満たす必要がある条件を指定します。
    オプション 説明
    パッチ ベンダー 使用するパッチ ベンダーを指定します。
    製品

    使用するパッチを、選択した製品またはオペレーティング システムに限定します。

    製品名の最後のアスタリスクは、任意のバージョン番号を示すワイルドカードです。

    重要度 含めるパッチの重要度を指定します。
    カテゴリ 含めるパッチのカテゴリを指定します。
    リリース日 パッチ リリースの日付の範囲を指定します。
    これらのフィールド間の関係は、ブール演算子 AND で定義されます。
    たとえば、製品と重要度オプションを選択すると、パッチは、選択された製品と指定された重要度に該当するパッチに限定されます。
  9. (オプション) ウィザードの [一致] タブから、条件に一致するパッチを選択解除して、ベースラインから永続的に除外します。[除外] および [選択済み] タブから、どのパッチがベースラインから除外され、どのパッチが含まれているかを確認します。
  10. [次へ] をクリックします。
  11. (オプション) [パッチの手動選択] ページで、ベースラインに含めるパッチを個別に選択し、[次へ] をクリックします。
    このページに表示されるパッチは、 [パッチの自動選択] 画面で設定した条件と一致しないパッチです。

    動的ベースラインに手動で追加したパッチは、自動的にダウンロードしたパッチに関係なく、ベースラインに残ります。

  12. [概要] ページで選択内容を確認し、[完了] をクリックします。

結果

新規ベースラインが、[ベースライン] タブのベースライン リストに表示されます。ベースラインは、データセンター、クラスタ、またはホストに添付できます。

次のタスク

ベースラインをデータセンター、クラスタ、またはホストに添付します。