64 ビットのマシンにインストールされている Update Managerのインスタンスをアップグレードするには、まず vCenter Server を互換性のあるバージョンにアップグレードする必要があります。
Update Manager 6.7 リリースでは、Update Manager 6.0 以降からのアップグレードが可能です。
手順
- vCenter Serverを互換性のあるバージョンにアップグレードします。
注:
vCenter Serverのインストール ウィザードでは、
vCenter Server をアップグレードすると
Update Manager との互換性がなくなることが警告されます。
プロンプト メッセージが表示された場合は、
vCenter Serverを実行しているマシンを再起動する必要があります。再起動しないと、
Update Managerをアップグレードできない可能性があります。
- ソフトウェア インストーラのディレクトリで、autorun.exe ファイルをダブルクリックして、 を選択します。
autorun.exe を実行できない場合は、
UpdateManager フォルダを参照して
VMware-UpdateManager.exe を実行します。
- インストーラの言語を選択して、[OK] をクリックします。
- アップグレードに関する警告するメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
- ようこそページで [次へ] をクリックします。
- 使用許諾契約書を読んで同意し、[次へ] をクリックします。
- サポート情報を確認し、 インストール後すぐにデフォルトのダウンロード ソースからアップデートをダウンロードするかどうかを選択して、[次へ] をクリックします。
[インストールの直後に、デフォルト ソースからアップデートをダウンロード] の選択を解除した場合は、デフォルトのダウンロード スケジュールに従って Update Manager が毎日 1 回アップデートをダウンロードするか、ダウンロード設定ページの [今すぐダウンロード] をクリックするとすぐにアップデートがダウンロードされます。デフォルトのダウンロード スケジュールは、インストール完了後に変更できます。
- vCenter Serverシステムの認証情報を入力し、[次へ] をクリックします。
元の
vCenter Serverシステムへの
Update Manager の登録を有効にしておく場合は、元のインストールの
vCenter Server システムの IP アドレスを保持し、認証情報を入力します。
- Update Managerデータベースのデータベース パスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
データベース パスワードは、DSN で Windows NT 認証を使用していない場合にのみ必要です。
- データベース アップグレード ページで、[はい、Update Manager データベースをアップグレードします] と [既存の Update Manager データベースをバックアップしました] を選択し、[次へ] をクリックします。
- (オプション) 既存のリモート データベースが既に最新のスキーマにアップグレードされている場合は、データベースの再初期化警告ページで、そのデータベースを保持するように選択します。
既存のデータベースを空のデータベースで置き換えると、既存のデータはすべて失われます。
- Update Managerのポート設定を指定し、プロキシ設定の構成を行うかどうかを選択して、[次へ] をクリックします。
Update Managerがインストールされているコンピュータがインターネットにアクセスできる場合は、プロキシ設定を構成します。
- (オプション) プロキシ サーバとポートの情報、プロキシの認証を行うかどうかを指定して、[次へ] をクリックします。
- [インストール] をクリックして、アップグレードを開始します。
- [終了] をクリックします。
結果
Update Managerサーバがアップグレードされました。