UMDS は、アップグレード ファイル、パッチ バイナリ、パッチ メタデータ、通知などをダウンロードし、UMDS のインストール時に指定されたフォルダにこれらのデータを保存します。

Windows マシンの場合、UMDS がダウンロードしたパッチ バイナリとパッチ メタデータはデフォルトで C:\ProgramData\VMware\VMware Update Manager\Data フォルダに保存されます。

Linux マシンの場合、UMDS がダウンロードしたパッチ バイナリとパッチ メタデータはデフォルトで /var/lib/vmware-umds フォルダに保存されます。

UMDS をインストールした後でも、UMDS がダウンロードしたデータの保存先フォルダを変更できます。

ホストのアップデート ファイルをすでにダウンロードしている場合は、古い保存先から新しいパッチの保存先にすべてのファイルとフォルダをコピーする必要があります。UMDS がダウンロードしたパッチ バイナリとパッチ メタデータの保存先フォルダは UMDS がインストールされているマシン上に存在している必要があります。

手順

  1. UMDS がインストールされているマシンに管理者としてログインし、[コマンド プロンプト] ウィンドウを開きます。
  2. UMDS がインストールされているディレクトリに移動します。
    • 64 ビット Windows の場合、デフォルトの場所は C:\Program Files\VMware\Infrastructure です。
    • 64 ビット Linux の場合、デフォルトの場所は /usr/local/vmware-umds です。
  3. 次のコマンドを実行してパッチ リポジトリのディレクトリを変更します。
    vmware-umds -S --patch-store your_new_patchstore_folder
    この例では、 your_new_patchstore_folder の部分に、ダウンロードされたパッチ バイナリとパッチ メタデータの新しい保存先フォルダのパスを入力します。

結果

これで、UMDS によってダウンロードされたパッチ データの保存先ディレクトリが正しく変更されます。

次のタスク

UMDS を使用してデータをダウンロードします。