ホストと仮想マシンの修復処理は、vSphere Web Client と vSphere Client の都合の良い時間にスケジュールできます。
vSphere インベントリのコンテナ オブジェクト内のすべてのホストまたは仮想マシンの修正をスケジュール設定できます。選択したコンテナ オブジェクト内のホストまたは仮想マシンに、スケジュール設定されたアップグレードを実行できます。
修復をスケジュールするには、修復プロセスの時間を指定する必要があります。
vCenter Serverでは、スケジュール設定されたタスクに vCenter Server ホスト マシン クロックが使用されます。vCenter Server インスタンスのタイムゾーンと異なるタイムゾーンにある ESXi ホストの修復をスケジュールする場合、スケジュールの時刻は、ESXi ホストではなく vCenter Server インスタンスのタイムゾーンで設定されます。
vSphere Web Client で、[スケジュール設定] タスクには、[監視] タブの [タスクおよびイベント] から移動できます。
vSphere Client では、[スケジュール設定タスク] は [構成] タブにあります。
すべてのスケジュール設定タスクは、両方のクライアントの vCenter Server インベントリ レベル、またはタスクが作成されるのと同じオブジェクト レベルで表示できます。たとえば、スケジュールされた仮想マシンの修復は、仮想マシンのインベントリ レベルでは表示されますが、ホストまたはクラスタ レベルでは表示されません。
スケジュールされた既存の修復タスクは編集できませんが、スケジュールされた修復タスクを削除して新しい修復タスクを作成することはできます。
使用している vCenter Server システムが共通の vCenter Single Sign-On ドメインによって別の vCenter Server に接続されていて、複数の Update Manager インスタンスがインストールされて登録されている場合は、スケジュール設定されたタスクを vCenter Server インスタンスごとに作成することができます。作成するスケジュール設定タスクは、指定した Update Manager インスタンスに固有のものです。スケジュール設定タスクは、その他の Update Manager インスタンス( vCenter Single Sign-On ドメイン内)には伝達しません。