インベントリ内の仮想マシンの VMware Tools をアップグレードするプロセスを自動化できます。

マシンの再起動時に VMware Tools のバージョンを確認するように Update Manager を設定することができます。Update Manager は必要に応じて、VMware Tools を、仮想マシンを実行するホストでサポートされる最新のバージョンにアップグレードします。

電源入れ直し時に VMware Tools のアップグレードを実行する場合、Update Manager は仮想マシンのスナップショットを作成しないため、以前のバージョンの仮想マシンにロールバックすることはできません。

手順

  1. [メニュー] > [ホストおよびクラスタ] の順に移動します。
  2. インベントリからホストまたはクラスタを選択し、[[更新]] タブをクリックします。
  3. [VMware Tools] を選択します。
    初回使用時に VMware Tools のバージョンのアップグレードを有効にする必要があります。
    ホストまたはクラスタ上の仮想マシンが表示されます。
  4. (オプション) ツールのステータスおよび自動更新の設定を更新するには、[今すぐスキャン] をクリックします。
  5. 再起動時の VMware Tools のアップグレードを有効にする仮想マシンを選択します。
  6. [自動更新の設定] をクリックして、[オン] を選択します。
    新しいステータスは、 [自動更新] 列に表示されます。

結果

次回の仮想マシンのパワーオン時または再起動に、Update Manager はマシンにインストールされている VMware Tools のバージョンを確認し、必要に応じてアップグレードを実施します。