Update Manager 6.7 は、vCenter Server Appliance6.7 のサービスとして使用できます。Update Managerサーバおよびクライアント コンポーネントは、vCenter Server Appliance の一部です。

vCenter Server Applianceをデプロイすると、VMware vSphere Update Manager Extension サービスが自動的に開始されます。

Windows オペレーティング システムにインストール中、vCenter Server ApplianceUpdate Manager サーバを接続しようとすると、障害が発生します。vSphere 6.5 以降のリリースでは、Windows 上で動作する Update Managerサーバ インスタンスの vCenter Server Appliance への登録はサポートされていません。

vCenter Server ApplianceUpdate Manager 拡張機能では、Appliance にバンドルされた PostgreSQL データベースが使用されます。Update ManagervCenter Server Appliance は同じ PostgreSQL データベース サーバを共有しますが、使用するデータベース インスタンスは異なります。Update Managerデータベースをリセットする必要がある場合でも、vCenter Server Appliance データベースはそのまま変更されません。

vCenter Server Applianceを展開した後、Update Manager ユーザー インターフェイスは vSphere ClientvSphere Web Client の両方で自動的に有効になります。ただし、2 つの vSphere クライアントの間では、使用可能なUpdate Manager機能に違いがあります。詳細については、Update Manager クライアント インターフェイスの概要を参照してください。

Windows で実行されている Update Managerインスタンスとは異なり、vCenter Server Appliance で実行されている Update Manager インスタンスを使用すると、一部の構成変更はvSphere Web Client から直接行うことができます。サービス開始時のダウンロード パッチ、ログ レベル、SOAP ポート、Web サーバ ポート、および Web SSL ポートの値を変更できます。これらの設定には、[システム構成] > [サービス] の [vSphere Web Client の管理] からアクセスします。これらの設定を変更したら、変更を有効にするために VMware vSphere Update Manager サービスを再起動します。

Update ManagervCenter Server Appliance で実行されている場合、vSphere Web Client から変更できないのは、Update ManagervCenter Server への認証に使用する証明書の構成だけです。この証明書を変更するには、Update Managerユーティリティを使用します。

Update ManagerユーティリティもvCenter Server Appliance にバンドルされています。Update Managerユーティリティには、vCenter Server Appliance の bash シェルからアクセスできます。