自動的に 1 回のみまたは指定間隔で反復実行する、操作のスケジュール設定されたタスクを作成できます。
vSphere Web Client でスケジュール設定するタスクが使用できない場合は、vSphere API を使用します。vSphere SDK の 『Programming Guide』 を参照してください。
注意: 同じオブジェクトで複数のタスクを同時に設定しないでください。期待どおりの結果を得ることができなくなります。
前提条件
必要な権限:タスクのスケジュール設定.タスクの作成
手順
- vSphere Web Client で、タスクをスケジュール設定するオブジェクトに移動します。
- [監視] を選択し、[タスクおよびイベント] を選択します。
- 左側のリストから、[スケジュール設定タスク] を選択します。
- [新規タスクのスケジュール] ドロップダウン メニューから、スケジュール設定するタスクを選択します。
タスク名の末尾に「スケジュール設定済み」が付加された状態でウィザードが開きます。ウィザードの [スケジュール オプション] ページでタスクのスケジュール オプションを構成します。たとえば、仮想マシンのスナップショット作成をスケジュール設定するときは、 [仮想マシン スナップショットの作成ウィザード (スケジュール設定済み)] が開きます。 [スケジュール オプション] では、タスクのスケジュール オプションを構成し、 [設定の編集] では、スナップショットのプロパティを入力します。
- [スケジュール オプション] ページで、タスクに必要な設定を構成します。
- タスクの名前と説明を入力します。
- タスクのスケジュール設定を構成するには、[構成されたスケジューラ] の横にある[変更] をクリックします。
表 1. スケジューラ オプション オプション 説明 [このアクションを今すぐ実行する] スケジュール設定されたタスクをすぐに実行します。 [起動後、このアクションを実行する] タスクを一定時間 (分) の経過後に実行します。 [このアクションをあとで実行するようスケジュール設定する] 指定する日付と時間にスケジュール設定されたタスクを実行します。 [このアクションの繰り返し実行をスケジュール設定する] スケジュール設定されたタスクを繰り返し実行します。 [時間単位] - タスクを実行するまでの時間を時間単位で入力します。
- タスクを実行するまでの時間を分単位で入力します。
たとえば、5 時間おきに、30 分になった時点でタスクを開始する場合、5 時間と 30 分を入力します。
[日単位] - タスクを実行するまでの日数を入力します。
- タスクの開始時間を入力します。
[週単位] - タスクを実行するまでの週数を入力します。
- タスクを実行する曜日を入力します。
- タスクの開始時間を入力します。
たとえば、毎週火曜日と木曜日の午前 6:00 にタスクを実行する場合、[1] 週と [6 am] を入力し、[火曜日] と [木曜日] を選択します。
[月単位] - タスクの開始時間を入力します。
- 次のいずれかの方法で日を選択します。
- タスクを実行するまでの月数と、日付を入力します。例えば、5 か月おきの 10 日と指定します。
- [第 1 週]、[第 2 週]、[第 3 週]、[第 4 週]、または[最終週] を選択し、タスクを実行するまでの月数と曜日を選択します。
[最終週] は、その曜日のある月の最終週にタスクを実行します。たとえば、その月の最終月曜日を選択すると、その月が日曜日で終わる場合は、タスクはその月の最終日の 6 日前に実行されます。
- E メール通知を設定し、[OK] をクリックします。