クラスタとは、ホストのグループです。クラスタにホストが追加されると、そのホストのリソースはクラスタのリソースの一部になります。クラスタは、そのクラスタ内のすべてのホストのリソースを管理します。
vSphere 6.7 以降では、ハイパーコンバージド クラスタを作成して、構成することができます。ハイパーコンバージド インフラストラクチャを使用すると、業界標準の x86 サーバで実行されている単一ソフトウェア レイヤーにコンピューティング、ストレージ、およびネットワークを統合することができます。
vSphere Web Clientを使用するか、または
vSphere Client でシンプルなクイックスタート ワークフローを実行して、クラスタを作成および構成します。
[クラスタのクイックスタート] ページに、新しいクラスタを構成するためのセクションが 3 つ表示されています。
| クラスタのクイックスタート ワークフロー | 説明 |
|---|---|
| 1. Cluster basics | すでに有効になっているサービスを一覧表示し、クラスタ名を編集します。 |
| 2. Add hosts | 新しいホストおよびインベントリ内の既存の ESXi ホストを追加します。ホストを追加すると、クラスタ内のホストの総数およびこれらのホストの健全性チェック検証が表示されます。最初はこのセクションは空です。 |
| 3.Configure cluster | 自動的に設定できる項目を通知し、一致しない設定の詳細を示し、クラスタの構成後も vSAN 健全性サービスを通してクラスタの健全性の結果をレポートします。 |
[クイックスタートをスキップ] ボタンをクリックすると、クラスタおよびそのホストを手動で構成するように求められます。[続行] をクリックすると、シンプルな構成ワークフローが終了します。ワークフローを閉じた後に、構成中のクラスタの [クラスタのクイック スタート] ワークフローをリストアすることはできません。
クラスタで、vSphere High Availability (HA)、vSphere Distributed Resource Scheduler (DRS)、および VMware vSAN の機能が有効になります。
