vCenter Server Appliance のダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスへの不正アクセスを回避するために、root ユーザーのパスワードを変更できます。
vCenter Server Appliance のデフォルトの root パスワードは、仮想アプライアンスのデプロイ中に入力するパスワードです。
重要:
vCenter Server Appliance の root アカウントのパスワードは、90 日後に期限が切れます。
vCenter Server Appliance の Bash シェルに root としてログインし、
chage -M number_of_days -W warning_until_expiration user_name
を実行することによって、アカウントの有効期限を変更できます。root パスワードの有効期限を無限に延長するには、
chage -M -1 -E -1 root
コマンドを実行します。
手順
- vSphere Web Client または VMware Host Client インベントリの vCenter Server Appliance を参照します。
- vCenter Server Appliance コンソールを開きます。
- vSphere Web Client から、[サマリ] タブの [コンソールの起動] をクリックします。
- VMware Host Client から、[コンソール] をクリックし、ドロップダウンからオプションを選択します。
- コンソール ウィンドウの内部をクリックし、F2 を押して、システムをカスタマイズします。
- root ユーザーの現在のパスワードを入力して、Enter を押します。
- [ルート パスワードの構成] を選択して、Enter を押します。
- root ユーザーの旧パスワードを入力して、Enter を押します。
- 新しいパスワードを設定して、Enter を押します。
- メイン メニューに戻るまで Esc キーを押します。
結果
アプライアンスの root ユーザーのパスワードが変更されました。