必要に応じて、vSAN クラスタ全体をシャットダウンできます。

vSAN クラスタをシャットダウンする場合、クラスタで vSAN を手動で無効にする必要はありません。

手順

  1. vCenter ServervSAN クラスタで実行されていない場合、クラスタで実行されているすべての仮想マシンをパワーオフします。
    vCenter ServervSAN クラスタでホストされている場合、 vCenter Server 仮想マシンをパワーオフしないでください。
  2. すべての再同期タスクが完了していることを確認します。
    [監視] タブをクリックし、 [vSAN] > [オブジェクトの再同期] の順に選択します。
  3. vCenter ServervSAN クラスタでホストされている場合、vCenter Server 仮想マシンをパワーオフします。
    vSphere Client は使用できなくなります。
  4. ESXi ホストをメンテナンス モードにします。
    ホストに接続して、Host Client または esxcli コマンドを使用して、データ移行などのアクションを実行せずにホストをメンテナンス モードにします。
  5. すべてのホストがメンテナンス モードに切り替わったら、ホストをパワーオフします。
  6. ESXi ホストをパワーオンします。
    1. ESXi がインストールされている物理マシンで、一連の起動処理が始まるまで電源ボタンを押します。
      ESXi ホストが起動してその仮想マシンを検出し、正常に機能します。

    ホストをパワーオンしたら、vSAN クラスタが自動的に再作成されます。

    ネットワーク構成を変更しておらず、 vSAN クラスタがシャットダウン前に期待どおりに動作していた場合、構成が誤っているというステータス メッセージは無視できます。少なくとも 3 台のホストをクラスタに結合すると、メッセージが表示されなくなります。
  7. ホストのメンテナンス モードを終了します。
  8. 仮想マシンを再起動します。