仮想マシンに割り当てることができる仮想 CPU の最大数は 256 です。仮想 CPU の数は、ホストの論理 CPU 数、および仮想マシンにインストールされたゲスト OS の種類によって決まります。

次の制限を認識しておく必要があります。

  • 仮想マシンで構成できる仮想 CPU の数は、ホストに実装される論理コアの数が上限となります。論理コアの数は、ハイパースレッドが無効な場合は物理コアの数と同じになり、ハイパースレッドが有効な場合は物理コアの数の 2 倍となります。
  • 実行中の仮想マシンに搭載されている仮想 CPU が 128 個以下の場合は、ホット アドを使用して仮想 CPU の数をさらに増やすことはできません。仮想 CPU の数を制限を超えた値に変更するには、まず仮想マシンをパワーオフする必要があります。これに対して、実行中の仮想マシンの既存の仮想 CPU が 128 個を超えている場合は、ホット アドを使用して仮想 CPU の数を 256 個まで増やすことができます。
  • 仮想マシンに搭載できる仮想 CPU ソケットの最大数は 128 です。仮想マシンに 128 個を超える仮想 CPU を構成する場合は、マルチコア仮想 CPU を使用する必要があります。
  • すべてのゲスト OS が Virtual SMP をサポートしているわけではありません。この機能をサポートするゲスト OS は、ホストで使用可能な数よりも少ないプロセッサしかサポートしない場合があります。Virtual SMP のサポートの詳細については、http://www.vmware.com/resources/compatibility にある 『VMware 互換性ガイド』 を参照してください。
  • ワークロードによっては、ハイパースレッド対応のホストが仮想マシンのパフォーマンスに影響する場合があります。ワークロードをテストして、ホストでハイパースレッドを有効にするか、無効にするかを決定することをお勧めします。