vApp の一部でない仮想マシンで vApp 機能を有効にするには、仮想マシン レベルで vApp オプションを有効にする必要があります。仮想マシンの vApp オプションは、その仮想マシンを OVF テンプレートとしてエクスポートするときに保存されます。これらの vApp オプションは、後で OVF テンプレートをデプロイするときに使用されます。

vApp オプションを有効にして仮想マシンを OVF にエクスポートすると、その仮想マシンは起動時に OVF 環境の XML 記述子を受け取ります。OVF 記述子には、ネットワーク構成および IP アドレスなどのカスタム プロパティ値が含まれていることがあります。

OVF 環境は、次に示す 2 つの方法でゲストに転送できます。
  • XML ドキュメントを含む CD-ROM を使用した例。この CD-ROM は CD-ROM ドライブにマウントされます。
  • VMware Tools を使用した例。ゲスト OS 環境変数 guestinfo.ovfEnv には、XML ドキュメントが含まれます。

手順

  1. vCenter Server インベントリから仮想マシンに移動します。
  2. [構成] タブの [設定] を展開し、[vApp オプション] を選択します。
  3. [編集] ボタンをクリックします。
    vSphere Client で、 [vApp オプションの編集] ダイアログ ボックスが開きます。

    vSphere Web Client で、[設定の編集] ダイアログボックスが開きます。

  4. vApp オプションが無効なときは、[vApp オプションを有効にする] チェック ボックスを選択します。
  5. [OK] をクリックします。