仮想マシンまたは vApp のエクスポート時に OVF テンプレートで保存されるカスタム プロパティ、および OVF テンプレートのデプロイ時に vCenter Server で使用されるカスタム プロパティを定義および管理できます。OVF テンプレートは、ユーザーにより構成されることが多い固定プロパティ、および vCenter Server で常に設定される動的プロパティをサポートします。

以下の手順を実行して、仮想マシンまたは vApp のプロパティをカスタマイズします。
  1. たとえば、仮想マシンまたは vApp の DNS アドレスまたはゲートウェイなどの OVF プロパティを定義します。
  2. 仮想マシンまたは vApp を OVF テンプレートにエクスポートする予定の場合は、次の手順を実行します。
    1. OVF 環境の転送を設定し、設定を仮想マシンに転送します。仮想マシンの OVF の編集を参照してください。
    2. いくつかのグルーコードを記述し、仮想マシンにアクセスして情報を適用します。

ディスカッション、サンプル コード、ビデオについては、VMware vApp 開発者のブログのトピック『Self-Configuration and the OVF Environment』を参照してください。

手順

  1. vCenter Server インベントリから仮想マシンに移動します。
  2. [構成] タブの [設定] を展開し、[vApp オプション] を選択します。
  3. タスクを選択します。
    オプション 説明
    vSphere Client [プロパティ] パネルからカスタム プロパティを管理します。
    • 新しいプロパティを作成するには、[追加] ボタンをクリックします。
    • プロパティを編集するには、リストから既存のプロパティを選択し、[編集] ボタンをクリックします。
    • プロパティに新しい値を設定するには、リストから既存のプロパティを選択し、[値の設定] ボタンをクリックします。
    • プロパティを削除するには、既存のプロパティを選択し、[削除] ボタンをクリックします。
    vSphere Web Client [設定の編集] ダイアログ ボックスからカスタム プロパティを管理します。
    1. [vApp オプション] ペインの [編集] ボタンをクリックします。
    2. vApp オプションが有効になっていないときは、[vApp オプションを有効にする] チェック ボックスをオンにします。
    3. [オーサリング] セクションで [プロパティ] を展開し、タスクを選択します。
      • 新しいプロパティを作成するには、[新規] ボタンをクリックします。
      • プロパティを編集するには、リストから既存のプロパティを選択し、[編集] ボタンをクリックします。
      • プロパティを削除するには、既存のプロパティを選択し、[削除] ボタンをクリックします。
    4. [OK] をクリックして変更内容を保存し、[設定の編集] ダイアログ ボックスを閉じます。