ディスク容量が枯渇し、シン プロビジョニングしたディスクを拡張できない場合は、仮想マシンが起動できなくなります。シン プロビジョニング フォーマットで仮想ディスクを作成した場合は、それをシック プロビジョニング フォーマットに変換できます。
シン プロビジョニング ディスクは、最初は小さく、初期処理に必要なストレージ容量のみを使用します。ディスクの変換後は、ディスクがその最大容量まで拡大し、ディスクの作成時にプロビジョニングされたデータストア容量全体を使用するようになります。
シン プロビジョニングおよび使用可能なディスク フォーマットの詳細については、『vSphere のストレージ』ドキュメントを参照してください。
手順
- 仮想ハード ディスクのディスク フォーマットがシン プロビジョニングであることを確認します。
- 仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] をクリックします。
- [仮想ハードウェア] タブで、[ハード ディスク] を展開し、[タイプ] フィールドを確認します。
- [キャンセル] をクリックし、ウィザードを終了します。
- [データストア] タブをクリックしてデータストアを選択し、データストアの管理パネルを開きます。
仮想マシン ファイルを保存するデータストアが一覧表示されます。
- [ファイル] タブをクリックし、仮想マシン フォルダを開きます。
- 変換する仮想ディスク ファイルを参照します。
ファイルには
.vmdk という拡張子が付いています。
- 仮想ディスクをシック プロビジョニング フォーマットに変換します。
クライアント |
手順 |
vSphere Client |
仮想ディスク ファイルをクリックし、[拡張] アイコンをクリックします。 |
vSphere Web Client |
仮想ディスク ファイルを右クリックし、[拡張] を選択します。 |
結果
拡張された仮想ディスクは、最初にプロビジョニングされたデータストア容量全体を専有します。