ディスク容量が枯渇し、シン プロビジョニングしたディスクを拡張できない場合は、仮想マシンが起動できなくなります。シン プロビジョニング フォーマットで仮想ディスクを作成した場合は、それをシック プロビジョニング フォーマットに変換できます。

シン プロビジョニング ディスクは、最初は小さく、初期処理に必要なストレージ容量のみを使用します。ディスクの変換後は、ディスクがその最大容量まで拡大し、ディスクの作成時にプロビジョニングされたデータストア容量全体を使用するようになります。

シン プロビジョニングおよび使用可能なディスク フォーマットの詳細については、『vSphere のストレージ』ドキュメントを参照してください。

手順

  1. 仮想ハード ディスクのディスク フォーマットがシン プロビジョニングであることを確認します。
    1. 仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] をクリックします。
    2. [仮想ハードウェア] タブで、[ハード ディスク] を展開し、[タイプ] フィールドを確認します。
    3. [キャンセル] をクリックし、ウィザードを終了します。
  2. [データストア] タブをクリックしてデータストアを選択し、データストアの管理パネルを開きます。
    仮想マシン ファイルを保存するデータストアが一覧表示されます。
  3. [ファイル] タブをクリックし、仮想マシン フォルダを開きます。
  4. 変換する仮想ディスク ファイルを参照します。
    ファイルには .vmdk という拡張子が付いています。
  5. 仮想ディスクをシック プロビジョニング フォーマットに変換します。
    クライアント 手順
    vSphere Client 仮想ディスク ファイルをクリックし、[拡張] アイコンをクリックします。
    vSphere Web Client 仮想ディスク ファイルを右クリックし、[拡張] を選択します。

結果

拡張された仮想ディスクは、最初にプロビジョニングされたデータストア容量全体を専有します。