vSAN パフォーマンス サービスを使用して、vSAN クラスタ、ホスト、ディスク、および仮想マシンのパフォーマンスを監視します。
注:
vSphere Web Client で
vSAN クラスタを作成すると、パフォーマンス サービスが無効になります。パフォーマンス サービスを有効にして構成することができます。
パフォーマンス サービスをサポートするために、vSAN は統計情報データベース オブジェクトを使用して統計データを収集します。統計情報データベースは、クラスタの vSAN データストアのネームスペース オブジェクトです。
前提条件
- vSAN クラスタのすべてのホストで、ESXi 6.5 以降が実行されている必要があります。
- vSAN パフォーマンス サービスを構成する前に、クラスタが適切に構成されていて、未解決の健全性の問題がないことを確認します。
手順
- vSAN クラスタに移動します。
- [設定] タブをクリックします。
オプション 説明 vSphere Client - vSAN で [サービス] を選択します。
- パフォーマンス サービスの [編集] ボタンをクリックします。
- vSAN パフォーマンス サービスをクリックして、有効にします。
- 統計情報データベース オブジェクトのストレージ ポリシーを選択します。
- (オプション)詳細モードをクリックして有効にします。このチェック ボックスは、vSAN パフォーマンス サービスを有効にしないと表示されません。有効にすると、vSAN は追加のパフォーマンス メトリックを収集して統計 DB オブジェクトに保存します。詳細モードを 5 日以上有効にすると、詳細モードがリソースを大量に消費する可能性があることを示す警告メッセージが表示されます。このモードが長期間有効にならないようにしてください。
- (オプション)ネットワーク診断モードをクリックして有効にします。このチェック ボックスは、vSAN パフォーマンス サービスを有効にしないと表示されません。有効にすると、vSAN は、追加のネットワーク パフォーマンス メトリックを収集して RAM ディスク統計オブジェクトに保存します。ネットワーク診断モードを 1 日以上有効にすると、ネットワーク診断モードがリソースを大量に消費する可能性があることを示す警告メッセージが表示されます。このモードが長期間有効にならないようにしてください。
- [適用] をクリックします。
vSphere Web Client - vSAN で [健全性とパフォーマンス] を選択します。
- パフォーマンス サービスの [オンにする] ボタンをクリックして、[OK] をクリックします。
- パフォーマンス サービスの [設定の編集] ボタンをクリックします。
- 統計情報データベース オブジェクトのストレージ ポリシーを選択します。
- (オプション)詳細モードをクリックして有効にします。有効にすると、vSAN は追加のパフォーマンス メトリックを収集して統計 DB オブジェクトに保存します。詳細モードを 5 日以上有効にすると、詳細モードがリソースを大量に消費する可能性があることを示す警告メッセージが表示されます。このモードが長期間有効にならないようにしてください。
- [OK] をクリックします。