vSAN では、障害が発生したコンポーネントは、「不完全」状態か「低下しました」状態になっています。vSAN では、仮想マシンのデータをリカバリするために、コンポーネントの状態に応じて異なるアプローチを使用します。
vSAN では、コンポーネント障害のタイプに関するアラートも生成します。アラームを作成するための VMkernel Observations の使用およびデフォルトの vSAN アラームの使用を参照してください。
vSAN では、コンポーネントについて次の 2 つのタイプの障害状態がサポートされています。
コンポーネントの障害状態 | 説明 | リカバリ | 原因 |
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低下しました | vSAN で永続的なコンポーネント障害が検出され、そのコンポーネントが正常動作の状態にリカバリしないとみなされる場合、コンポーネントは「低下しました」状態になります。 | vSAN では、影響を受けるコンポーネントの再構築が直ちに開始されます。 |
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不完全 | vSAN で一時的なコンポーネント障害が検出され、そのコンポーネントが復旧して正常動作の状態に戻るとみなされる場合、コンポーネントは「不完全」状態になります。 | vSAN は、一定時間内に不完全コンポーネントが正常動作に戻らない場合、そのコンポーネントの再構築を開始します。vSAN は、デフォルトで 60 分後に不完全コンポーネントの再構築を開始します。 |
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