既存のクラスタで vSAN を有効にする

クラスタのプロパティを編集して、既存のクラスタで vSAN を有効にできます。

前提条件

環境がすべての要件を満たしていることを確認します。『VMware vSAN の管理』の「vSAN を有効にするための要件」を参照してください。

手順

既存のホストクラスタに移動します。

[設定] タブをクリックします。

オプション

説明

vSphere Client

[vSAN] の下で [サービス] を選択します。
（オプション）クラスタで重複排除と圧縮を有効にします。vSAN は自動的にオンディスクフォーマットをアップグレードするため、クラスタ内のすべてのディスクグループのローリング再フォーマットが行われます。
（オプション）クラスタで暗号化を有効にし、KMS サーバを選択します。vSAN は自動的にオンディスクフォーマットをアップグレードするため、クラスタ内のすべてのディスクグループのローリング再フォーマットが行われます。
（オプション）[冗長性の低下を許可] を選択します。vSAN は、必要に応じて重複排除と圧縮、または暗号化を有効にしながら、仮想マシンの保護を低いレベルに変更します。

vSphere Web Client

[vSAN] の下で [全般] を選択します。
vSAN が有効になっているペインで、[編集] ボタンをクリックします。
（オプション）クラスタで重複排除および圧縮を有効にする場合は、[デデュープおよび圧縮] チェックボックスを選択します。vSAN は自動的にオンディスクフォーマットをアップグレードするため、クラスタ内のすべてのディスクグループのローリング再フォーマットが行われます。
（オプション）クラスタで暗号化を有効にする場合は、[暗号化] チェックボックスをクリックしてから、KMS サーバを選択します。vSAN は自動的にオンディスクフォーマットをアップグレードするため、クラスタ内のすべてのディスクグループのローリング再フォーマットが行われます。

[OK] または [適用] をクリックし、選択内容を確認します。

次のタスク

ストレージデバイスを要求するか、ディスクグループを作成します。「VMware vSAN の管理」を参照してください。