イメージ プロファイルは、コンポーネントのファイルおよびフォルダの ISO イメージまたは ZIP ファイルにエクスポートできます。cmdlet の 1 回の実行で、両方を作成することはできません。ISO イメージは、ESXi インストーラとして使用するか、アップグレード用に vSphere Lifecycle Manager にアップロードすることができます。

前提条件

PowerCLI および前提となるすべてのソフトウェアをインストールします。vSphere ESXi Image Builder および前提となるソフトウェアのインストールを参照してください。

手順

  1. PowerCLIセッションで、使用するデポごとに、Add-EsxSoftwareDepot cmdlet を実行します。
    オプション 操作
    リモート デポ Add-EsxSoftwareDepot -DepotUrl <depot_url> を実行します。
    ZIP ファイル
    1. ZIP ファイルをローカル ファイル システムにダウンロードします。
    2. Add-EsxSoftwareDepot -DepotUrl C:\<file_path>\<offline-bundle>.zip を実行します
    この cmdlet は、1 つ以上の SoftwareDepotオブジェクトを返します。
  2. Export-EsxImageProfile を実行して、イメージ プロファイルをエクスポートします。
    エクスポート形式 コマンドレット
    ISO イメージ Export-EsxImageProfile-ExportToIso パラメータを指定)
    オフライン デポの ZIP ファイル Export-EsxImageProfile-ExportToBundle パラメータを指定)

結果

ISO イメージの場合、vSphere ESXi Image Builder が VIB の署名を検証し、VIB のバイナリをイメージに追加して、指定された場所にイメージをダウンロードします。ZIP ファイルの場合、vSphere ESXi Image Builder は VIB の署名を検証して、指定された場所に VIB のバイナリをダウンロードします。

例: イメージ プロファイルのエクスポート

次の手順に従って、イメージ プロファイルを ISO イメージにエクスポートします。

  1. ソフトウェア デポを追加します。
    Add-EsxSoftwareDepot -DepotUrl url_or_file
  2. 使用可能なすべてのイメージ プロファイルを表示して、エクスポートするイメージ プロファイルの名前を探します。
    Get-EsxImageProfile
  3. イメージ プロファイルをエクスポートします。
    Export-EsxImageProfile -ImageProfile "myprofile" -ExportToIso -FilePath iso_name

次の手順に従って、イメージ プロファイルをコンポーネントのファイルおよびフォルダの ZIP ファイルにエクスポートします。

  1. ソフトウェア デポを追加します。
    Add-EsxSoftwareDepot -DepotUrl url_or_file
  2. 使用可能なすべてのイメージ プロファイルを表示して、エクスポートするイメージ プロファイルの名前を探します。
    Get-EsxImageProfile
  3. イメージ プロファイルをエクスポートします。
    Export-EsxImageProfile -ImageProfile "myprofile" -ExportToBundle -FilePath C:\my_bundle.zip

次のタスク

ISO イメージは、ESXi のインストールで使用するか、アップグレードを実行するために vSphere Lifecycle Manager にアップロードします。

ZIP ファイルは、ESXi のインストールをアップグレードするために使用します。

  • ZIP ファイルを vSphere Lifecycle Manager にインポートして、パッチ ベースラインとともに使用します。
  • ZIP ファイルを ESXi ホストまたはデータストアにダウンロードし、esxcli software vib コマンドを実行して ZIP ファイルの VIB をインポートします。

vSphere のアップグレード』ドキュメントを参照してください。