ホストの許容レベルを、インストールする VIB またはイメージ プロファイルの許容レベルと一致するように下げることができます。

ホスト上の各 VIB の許容レベルが、ホストの許容レベル以上である必要があります。たとえば、PartnerSupported 許容レベルの VIB を VMwareAccepted 許容レベルのホストにインストールすることはできません。まず、ホストの許容レベルを下げる必要があります。許容レベルの詳細については、承認レベルを参照してください。

注意: ホスト許容レベルを CommunitySupported に変更すると、ホストの支援性に影響します。また、ホストのセキュリティに影響する場合もあります。

前提条件

ESXCLI をインストールします。ESXCLI スタート ガイドを参照してください。トラブルシューティングするには、ESXi Shellesxcli コマンドを実行します。

手順

  1. VIB またはイメージ プロファイルの許容レベルを取得します。
    オプション 説明
    すべての VIB に関する情報の表示
    esxcli --server=server_name software
    					 sources vib list --depot=depot_URL
    指定した VIB に関する情報の表示
    esxcli --server=server_name software
    					 sources vib list --viburl=vib_URL
    すべてのイメージ プロファイルに関する情報の表示
    esxcli --server=server_name software
    					 sources profile list --depot=depot_URL
    指定したイメージ プロファイルに関する情報の表示
    esxcli --server=server_name software
    					 sources profile get --depot=depot_URL
    					 --profile=profile_name
  2. ホストの許容レベルを表示します。
    esxcli --server=server_name software acceptance get
  3. ホストの許容レベルを変更します。
    esxcli
    				--server=server_name software acceptance set --level=acceptance_level

    acceptance_level の値には、VMwareCertifiedVMwareAcceptedPartnerSupported、または CommunitySupported を指定できます。acceptance_level の値では、大文字と小文字が区別されます。

    注: 追加する VIB またはイメージ プロファイルよりもホストの許容レベルが高い場合、 esxcli software vib または esxcli software profile ネームスペースで、 --force オプションを使用してコマンドを実行できます。 --force オプションを使用すると、ホストよりも低い許容レベルの VIB またはイメージ プロファイルが強制されて設定の整合性がなくなるため、警告が表示されます。許容レベルの整合性がないホスト上で VIB のインストール、VIB の削除、およびその他の特定の操作を実行すると、警告が繰り返し表示されます。