vSphere Auto Deploy のターゲット ホストを準備するには、このシナリオに沿って DHCP サーバをセットアップし、各ターゲット ホストに iPXE バイナリを提供できるようにします。
このシナリオの環境では、DNS と DHCP を設定し、Active Directory を使用します。DHCP サーバは、vSphere でサポートされるバージョンの Windows Server に含まれています。
手順
- 管理者権限を使用して DHCP サーバにログインします
- IP アドレス範囲用に DHCP スコープを作成します。
- [スタート > 設定 > コントロール パネル > 管理ツール] の順にクリックして、[DHCP] をクリックします。
- の順に移動します。
- [IPv4] を右クリックし、[新しいスコープ] を選択します。
- ようこそ画面で、[次へ] をクリックし、スコープの名前と説明を指定します。
- IP アドレスの範囲を指定して、[次へ] をクリックします。
- DHCP オプションの構成ページが表示されるまで [次へ] をクリックし、[後でオプションを構成する] を選択します。
- 各ターゲットの ESXi ホストの DHCP 予約を作成します。
- DHCP のウィンドウで、 の順に移動します。
- [予約] を右クリックして、[新しい予約] を選択します。
- 新しい予約ウィンドウで、ホストのいずれかの名前、IP アドレス、および MAC アドレスを指定します。MAC アドレスにはコロン (:) を含めないでください。
- その他のホストそれぞれにつき、このプロセスを繰り返します。
- ホストを TFTP サーバへポイントするように、DHCP サーバを設定します。
- DHCP のウィンドウで、 の順に移動します。
- [スコープ オプション] を右クリックして、[オプションの構成] を選択します。
- スコープ オプションのウィンドウで [全般] タブをクリックします。
- [066 ブート サーバ ホスト名] をクリックし、インストールした TFTP サーバのアドレスを、[使用可能なオプション] の下に表示される文字列の値フィールドに入力します。
- [067 ブートファイル名] をクリックして、「undionly.kpxe.vmw-hardwired」 と入力します。
ESXi ホストの起動に、iPXE バイナリ undionly.kpxe.vmw-hardwired が使用されます。
- [適用] > [OK] の順にクリックしてウィンドウを閉じます。
- DHCP ウィンドウで [有効化] をクリックします。 を右クリックし、
- DHCP および DNS を Active Directory に使用している場合は、DHCP サーバからログアウトしません。使用していない場合はログアウトします。
次のタスク
vSphere Auto Deploy の vCenter Server サービスを開始し、TFTP サーバを構成します。