ホスト プロファイルが添付されていないステートフル ESXi ホストのデバイス エイリアスを変更するには、ホスト上で ESXCLI コマンドを実行します。

デバイスのスロット位置が変更された場合などに、デバイス エイリアスが変更される可能性があります。デバイス エイリアス構成の変更の詳細については、 デバイス エイリアス設定を参照してください。
注: 次の ESXCLI コマンドは ESXi バージョン 6.7 以前と互換性がない可能性があります。

手順

  1. デバイス アドレスに対するエイリアスの現在の割り当てを一覧表示するには、ESXi Shelllocalcli --plugin-dir /usr/lib/vmware/esxcli/int/ deviceInternal alias list を実行します。

    PCI ハードウェアをベースとする I/O アダプタの場合、通常は、論理エイリアス エントリと PCI エイリアス エントリが表示されます。

    通常、一部の I/O アダプタには論理エイリアス エントリのみが表示されます。

    PCI ハードウェア デバイスに I/O アダプタがない場合は、通常、PCI エイリアス エントリのみが表示されます。

  2. エイリアスを変更するには、ALIASPCI_ADDRESS、および LOGICAL_ADDRESS プレースホルダの値を実際の値に置き換えて、いずれかのサブステップを実行します。
    1. I/O アダプタに論理エイリアスと PCI エイリアスがある場合は、localcli --plugin-dir /usr/lib/vmware/esxcli/int/ deviceInternal alias store --bus-type logical --alias ALIAS --bus-address LOGICAL_ADDRESS および localcli --plugin-dir /usr/lib/vmware/esxcli/int/ deviceInternal alias store --bus-type pci --alias ALIAS --bus-address PCI_ADDRESS を実行します。
      論理エイリアスと PCI エイリアスの値は同じにする必要があります。
    2. I/O アダプタに論理エイリアス エントリのみがある場合は、localcli --plugin-dir /usr/lib/vmware/esxcli/int/ deviceInternal alias store --bus-type logical --alias ALIAS --bus-address LOGICAL_ADDRESS を実行します。
    3. PCI ハードウェア デバイスに PCI エイリアス エントリのみがある場合は、localcli --plugin-dir /usr/lib/vmware/esxcli/int/ deviceInternal alias store --bus-type pci --alias ALIAS --bus-address PCI_ADDRESS を実行します。
      PCI エイリアスは、別のデバイスにエイリアスが必要な場合にのみ変更します。
    注: 2 つの異なる I/O アダプタに同じエイリアスを設定しないでください。ただし、PCI ハードウェアをベースとし、論理エイリアス エントリと PCI エイリアス エントリを含む I/O アダプタは除きます。
  3. システムを再起動します。