ダイレクト コンソール インターフェイスは、初期の ESXi 構成とトラブルシューティングに使用します。

ダイレクト コンソールを使用するには、キーボードとモニタをホストに接続します。ホストの自動構成段階が完了すると、モニタにダイレクト コンソールが表示されます。デフォルトのネットワーク構成を確認し、ネットワーク環境と互換性がない設定を変更できます。

ダイレクト コンソールでは、キーを使用して次の処理を行えます。

  • ホストの構成
  • 管理用アクセスの設定
  • トラブルシューティング

また、vSphere Client を使用して vCenter Server からホストを管理することもできます。

表 1. ダイレクト コンソールでの操作
操作 キー
構成の表示と変更 F2
ユーザー インターフェイスのハイコントラスト モードへの変更 F4 キー
ホストのシャットダウンまたは再起動 F12 キー
VMkernel ログの表示 Alt + F12
シェル コンソールへの切り替え Alt + F1
ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスへの切り替え Alt + F2
フィールド間での選択の移動 矢印キー
メニュー項目の選択 Enter
値の切り替え スペースバー
構成をデフォルトにリセットするなどの、注意を払う必要があるコマンドの確認 F11 キー
保存して終了 Enter
保存せずに終了 Esc
システム ログを終了 q