PowerCLI コマンドレットで作成するルールで vSphere Auto Deploy を管理するには、PowerCLI をインストールする必要があります。
前提条件
- VMware 製品の相互運用性マトリクス を使用して、使用している ESXi のバージョンと互換性のある PowerCLI のバージョンを選択します。
- 各 PowerCLI バージョンに PowerCLI のホーム ページ の相互運用性マトリクスを使用して、選択した PowerCLI のバージョンのシステム要件を確認します。
- ワークステーションで PowerShell を開きます。PowerShell ギャラリーがデフォルトで使用できない Windows Server 構成では、PowerShell ギャラリーを信頼できるリポジトリとして追加する必要があります。
手順
- PowerCLI 6.5R1 以降のバージョンの PowerCLI を PowerCLI のホーム ページ からダウンロードします。
- すべての PowerCLI モジュールをインストールするには、次のコマンドを実行します:
Install-Module VMware.PowerCLI -Scope CurrentUser
または、モジュール名を使用して Install-Module cmdlet を実行し、個々の PowerCLI モジュールをインストールすることもできます。
信頼されていないリポジトリからモジュールをインストールしていますという警告が表示された場合、
[y] を押してから、
[Enter] キーを押し、インストールを確認します。
- (オプション)PowerCLI をオフラインでインストールする必要がある場合、PowerCLI ZIP ファイルを PowerCLI のホーム ページ からダウンロードし、ZIP ファイルをローカル マシンに転送します。
- 次のコマンドを使用して、PowerShell モジュール パスを確認します:
$env:PSModulePath
- ZIP ファイルの内容を一覧表示されているいずれかのフォルダに抽出します。
- コマンド
cd <path_to_powershell_modules_folder>
と Get-ChildItem * -Recurse | Unblock-File
を使用して、ファイルをブロック解除します。
コマンド
Get-Module -Name VMware.PowerCLI* -ListAvailable
を使用して、PowerCLI モジュールが使用可能であることを確認できます。
次のタスク
ターゲット ホストの設定を行い、vSphere Auto Deploy によるプロビジョニングを準備します。