ESXi の新規インストールでは、インストール ディスクがハード ドライブや SSD などの高耐久性デバイスの場合、自動構成段階でスクラッチ パーティションが作成されます。

注: 以前のバージョンから ESXi 7.0 にアップグレードされたホストのパーティションは、新規にインストールされた ESXi のパーティションとは大幅に異なります。起動バンク パーティションのサイズが異なる場合は、サイズの制限により、自動構成では起動ディスクにコアダンプ パーティションが構成されないことがあります。

ESXi を起動すると、システムは、スクラッチ パーティションを作成するためにローカル ディスク上の適切なパーティションを探します。

スクラッチ パーティションは必須ではありません。これは、サポート バンドルを作成するときに必要となるシステム ログを格納するために使用されます。スクラッチ パーティションがない場合、システム ログは ramdisk に保存されます。メモリが少なくスクラッチ パーティションがない環境では、スクラッチ パーティションの作成が必要になる場合があります。

スクラッチ パーティションは、インストール中に作成されます。このパーティションは変更しないでください。

スクラッチ パーティションが作成されない場合、構成することはできますが、スクラッチ パーティションは必須ではありません。デフォルトの構成をオーバーライドすることもできます。NFS がマウントされたリモートのディレクトリにスクラッチ パーティションを作成できます。