スクリプトを使用したインストールを実行する際には、起動時にキックスタート ファイルへのアクセス オプションを指定することが必要な場合があります。
サポートされる起動オプション
起動オプション | 説明 |
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BOOTIF=hwtype-MAC address |
netdeviceオプションに似ていますが、syslinux.org サイトで SYSLINUX の IPAPPEND オプションで説明されている、PXELINUX 形式に関する点が異なります。 |
gateway=ip address |
このネットワーク ゲートウェイを、インストール スクリプトおよびインストール メディアをダウンロードするために使用する、デフォルトのゲートウェイとして設定します。 |
ip=ip address |
インストール スクリプトおよびインストール メディアのダウンロードに使用する固定 IP アドレスを設定します。注:このオプションでは PXELINUX 形式もサポートされています。syslinux.org サイトで、SYSLINUX の中の IPAPPEND オプションを参照してください。 |
ks=cdrom:/path |
path にあるスクリプトによるインストールを実行します。このスクリプトは CD-ROM ドライブの CD にあります。各 CDROM は、このパスと一致するファイルが見つかるまでマウントされ、チェックされます。
重要: カスタム インストールまたはアップグレード スクリプトを使用してインストーラ ISO イメージを作成した場合は、大文字を使用してスクリプトのパスを入力する必要があります。例:
ks=cdrom:/KS_CUST.CFG 。
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ks=file://path |
path にあるスクリプトを使用してインストールを実行します。 |
ks=protocol://serverpath |
ネットワーク上の指定された URL に置かれたスクリプトを使用してスクリプトによるインストールを実行します。protocol には http、https、ftp、または nfs を指定できます。NFS プロトコルを使用している例は、ks=nfs://host/porturl-path です。NFS URL の形式は、RFC 2224 で指定されています。 |
ks=usb |
接続された USB ドライブにあるスクリプトにアクセスして、インストールを実行します。ks.cfg という名前のファイルが検索されます。このファイルは、ドライブのルート ディレクトリに置かれている必要があります。複数の USB フラッシュ ドライブが接続されている場合は、ks.cfg ファイルが見つかるまでそれらのドライブが検索されます。サポートされているのは FAT16 および FAT32 のファイル システムだけです。 |
ks=usb:/path |
USB 上にある、指定されたパスにあるスクリプト ファイルを使用して、スクリプトによるインストールを実行します。 |
ksdevice=device |
インストール スクリプトとインストール メディアの検索時にネットワーク アダプタ device の使用を試みます。MAC アドレス (00:50:56:C0:00:01 など) で指定します。この場所は vmnicNN 名にもできます。このサブコマンドを指定せず、ネットワーク経由でファイルを取得する必要がある場合は、最初に検出された接続済みネットワーク アダプタがデフォルトで使用されます。 |
nameserver=ip address |
インストール スクリプトとインストール メディアのダウンロードに使用するドメイン名サーバを指定します。 |
netdevice=device |
インストール スクリプトとインストール メディアの検索時にネットワーク アダプタ device の使用を試みます。MAC アドレス (00:50:56:C0:00:01 など) で指定します。この場所は vmnicNN 名にもできます。このサブコマンドを指定せず、ネットワーク経由でファイルを取得する必要がある場合は、最初に検出された接続済みネットワーク アダプタがデフォルトで使用されます。 |
netmask=subnet mask |
インストール スクリプトおよびインストール メディアをダウンロードするネットワーク インターフェイスのサブネット マスクを指定します。 |
vlanid=vlanid |
指定した VLAN 上に置くネットワーク カードを構成します。 |
systemMediaSize=small |
起動メディア上のシステム ストレージ パーティションのサイズを制限します。選択した値は、システムの目的に適合している必要があります。次の値の中から選択できます。
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ESXi のインストール後の起動オプションの詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB77009 を参照してください。