vCenter Server は、ファイルベースのバックアップとリストアに対応しています。障害が発生しても、このメカニズムを使用して環境をリカバリすることができます。

vCenter Server インターフェイスを使用して、vCenter Server のファイルベース バックアップを作成できます。バックアップの作成後、アプライアンスの GUI インストーラを使用してリストアすることができます。

ファイルベースのバックアップは、vCenter Server 管理インターフェイスを使用し、vCenter Server の主要構成やインベントリ、履歴データを自由に選んで実行します。バックアップ データは、FTP、FTPS、HTTP、HTTPS、SFTP、NFS、または SMB のいずれかを使用してリモート システムにストリーミングされます。バックアップは、vCenter Server には保存されません。

ファイル ベースのリストアを実行できるのは、vCenter Server インターフェイスを使用してバックアップした vCenter Server だけです。そのためのリストア操作は、vCenter Server アプライアンスの GUI インストーラを使用して実行できます。この作業は、新しい vCenter Server アプライアンスをデプロイしてそのデータをファイルベースのバックアップから新しいアプライアンスにコピーすることによって行います。

また、新しい vCenter Server アプライアンスをデプロイし、vCenter Server インターフェイスを使用してファイルベースのバックアップから新しいアプライアンスにデータをコピーすることによってリストア操作を実行することもできます。

重要: vCenter Server High Availability クラスタをバックアップした場合、その操作で保存されるのは、プライマリ vCenter Server インスタンスだけです。 vCenter Server High Availability クラスタをリストアする前に、アクティブ ノード、パッシブ ノード、監視ノードをパワーオフしておく必要があります。リストア操作では、 vCenter Server が非 vCenter Server High Availability モードで復元されます。リストア操作が正常完了した後でクラスタを再構築する必要があります。