OVA デプロイが完了すると、リストア プロセスのステージ 2 にリダイレクトされ、バックアップ場所にあるデータが、新しくデプロイされた vCenter ServerAppliance にコピーされます。
手順
- リストア プロセスのステージ 2 の概要を確認し、[次へ] をクリックします。
- バックアップの詳細を確認し、[次へ] をクリックします。
- vCenter ServerAppliance の拡張リンク モードがサポートされたノードをリストアする場合は、Single Sign-On の認証情報の提供を求められます。Single Sign-On のユーザー名とパスワードを入力し、[検証およびリカバリ] をクリックします。
- [設定の確認] ページの情報を確認して [終了] をクリックし、[OK] をクリックして、リストア プロセスのステージ 2 を完了します。
リストア プロセスによって
vCenter Server管理サービスが再起動されます。再起動中に
vCenter ServerManagement API にアクセスすることはできません。
重要:
vCenter ServerAppliance 仮想マシンのリストア操作が失敗した場合、部分的にリストアされた仮想マシンをパワーオフして、削除する必要があります。その後、仮想マシンのリストアを再試行できます。
- (オプション) リストア プロセスが終了したら、[https://vcenter_server_appliance_fqdn/ui] をクリックして vSphere Client に進み、vCenter Server インスタンスにログインするか、[https://vcenter_server_appliance_fqdn:443] をクリックして vCenter Server の [はじめに] ページに移動します。
- [閉じる] をクリックして、ウィザードを終了します。
vCenter Server の [はじめに] のページにリダイレクトされます。
- バックアップした vCenter ノードが vCenter High Availability クラスタの構成要素である場合は、リストア操作が正常に完了した後で最後のノードを再構成する必要があります。
バックアップ操作とリストア操作の方法については、『
vSphere Availability』を参照してください。
次のタスク
リストア操作が正常に完了した後、すべてのストレージおよびサーバの完全損失が生じ、すべての物理ハードウェアまたはハードウェア内のデータが失われた場合は、VMware のナレッジベースの記事 (
http://kb.vmware.com/kb/76585) の手順に従って、バックアップの実行時にシステムをリストア前の状態にリカバリします。