ドメイン再ポイント コマンドの実行パラメータを設定するには、コマンドに引数を使用します。

cmsso-util domain-repoint CLI は、ドメイン間で vCenter Server を再ポイントします。

CLI 再ポイント コマンドに、複数の引数をスペース区切りで追加できます。

次のコマンドを使用すると、 vCenter Server を別の vCenter Server ノードに再ポイントすることができます。
cmsso-util domain-repoint -m execute --src-emb-admin Administrator --replication-partner-fqdn FQDN _of_destination_node --replication-partner-admin destination_node_PSC_Admin_user_name --dest-domain-name destination_PSC_domain
引数 説明
-m, --mode mode には pre-check または execute を指定できます。pre-check引数を指定すると、コマンドは事前チェック モードで実行されます。execute引数を指定すると、コマンドは実行モードで実行されます。
-spa, --src-psc-admin ソース vCenter Server の SSO 管理者ユーザー名。@domain を付加しないでください。
-dpf, --dest-psc-fqdn 再ポイントする vCenter Server の FQDN。
-dpa, --dest-psc-admin ターゲット vCenter Server の SSO 管理者ユーザー名。@domain を付加しないでください。
-ddn, --dest-domain-name ターゲット vCenter Server の SSO ドメイン名。
-dpr, --dest-psc-rhttps (オプション)ターゲット vCenter Server の HTTPS ポート。設定されていない場合は、デフォルトの 443 が使用されます。
-dvf, --dest-vc-fqdn ターゲット vCenter Server をポイントする vCenter Server の FQDN。事前チェック モードでコンポーネントのデータ競合をチェックする場合は、vCenter Server が使用されます。指定しない場合、競合チェックはスキップされ、インポート プロセスで見つかった競合にはデフォルトの解決策(COPY)が適用されます。
注: この引数を省略できるのは、ターゲット ドメインに vCenter Server が含まれていない場合のみです。ターゲット ドメイン内に vCenter Server がある場合は、この引数が必須です。
-sea, --src-emb-admin 組み込みの vCenter Server を使用する vCenter Server の管理者。管理者 ID に @domain を付加しないでください。
-rpf, --replication-partner-fqdn (オプション)vCenter Server のレプリケート先となるレプリケーション パートナー ノードの FQDN。
-rpr, --replication-partner-rhttps (オプション)レプリケーション ノードの HTTPS ポート。設定されていない場合、デフォルトは 443 です。
-rpa, --replication-partner-admin (オプション)レプリケーション パートナー vCenter Server の SSO 管理者ユーザー名。
-dvr, --dest-vc-rhttps (オプション)ターゲット vCenter Server を指す vCenter Server の HTTPS ポート。設定されていない場合は、デフォルトの 443 が使用されます。
--ignore-snapshot (オプション)スナップショットの警告を無視します。
--no-check-certs (オプション)証明書の検証を無視します。
--debug (オプション)コマンド実行の詳細を取得します。
-h, --help (オプション)cmsso-util domain repoint コマンドのヘルプ メッセージを表示します。