OVA のデプロイが終了すると、デプロイ プロセスのステージ 2 にリダイレクトされます。ここでは、Platform Services Controller が組み込まれた新たにデプロイした vCenter Server Appliance のサービスを設定して起動します。
手順
- デプロイ プロセスのステージ 2 の概要を確認し、[次へ] をクリックします。
- アプライアンスの時刻設定を行い、オプションでアプライアンスへのリモート SSH アクセスを有効にし、[次へ] をクリックします。
オプション 説明 時刻を ESXi ホストと同期します 定期的な時刻同期を有効にすると、VMware Tools はゲスト OS の時刻を ESXi ホストの時刻と同じになるように設定します。 時刻を NTP サーバと同期します ネットワーク タイム プロトコル (NTP) サーバを使用して、時刻を同期します。このオプションを選択する場合は、NTP サーバの名前または IP アドレスをコンマで区切って入力する必要があります。 - 新しい vCenter Single Sign-On ドメインを作成するか、既存のドメインに参加します。
オプション 説明 Single Sign-On ドメインの新規作成 新しい vCenter Single Sign-On ドメインを作成します。 - ドメイン名(vsphere.local など)を入力します。
注: ドメイン名に大文字が含まれていないことを確認します。
- vCenter Single Sign-On 管理者アカウントのパスワードを設定します。
これはユーザー administrator@your_domain_name のパスワードです。
- 管理者パスワードを確認して、[次へ] をクリックします。
既存の vCenter Single Sign-On ドメインへの参加 新しい vCenter Single Sign-On サーバを、既存の vCenter Single Sign-On ドメインに参加させます。新しい vCenter Single Sign-On サーバを参加させる vCenter Single Sign-On サーバに関する情報を指定する必要があります。 - 参加先の vCenter Single Sign-On サーバの完全修飾ドメイン名 (FQDN) または IP アドレスを入力します。
- vCenter Single Sign-On サーバとの通信に使用する HTTPS ポートを入力します。
- 参加する vCenter Single Sign-On のドメイン名、たとえば vsphere.local を入力します。
- vCenter Single Sign-On 管理者アカウントのパスワードを入力します。
- [次へ] をクリックします。
既存の vCenter Single Sign-On ドメインへの参加を選択した場合は、拡張リンク モード機能を有効にします。インフラストラクチャ データは、参加した vCenter Single Sign-On サーバとともにレプリケートされます。 - ドメイン名(vsphere.local など)を入力します。
- [VMware カスタマ エクスペリエンス改善プログラム (CEIP)] ページを参照し、プログラムへの参加を希望するかどうかを選択します。
CEIP の詳細については、『 vCenter Server およびホストの管理』の「カスタマー エクスペリエンス向上プログラムの設定」セクションを参照してください。
- [設定の確認] ページで、vCenter Server アプライアンスの設定を確認して [終了] > [OK] の順にクリックしてデプロイ プロセスのステージ 2 を完了し、アプライアンスを設定します。
- (オプション) 初期セットアップの完了後、ブラウザに URL ([https://vcenter_server_appliance_fqdn/ui]) を入力して、vSphere Client に移動し、vCenter Server アプライアンスで vCenter Server インスタンスにログインするか、[https://vcenter_server_appliance_fqdn:443] をクリックして、vCenter Server アプライアンスの [はじめに] ページに移動します。
- [閉じる] をクリックして、ウィザードを終了します。
vCenter Server アプライアンスの [はじめに] 画面にリダイレクトされます。
次のタスク
vCenter Server アプライアンスの高可用性を構成することができます。vCenter Server アプライアンスの高可用性の提供方法については、vSphere の可用性を参照してください。