VMware は、vCenter Server のパッチを定期的にリリースします。アプライアンス管理インターフェイスまたはアプライアンス シェルを使用して、vCenter Server にパッチを適用できます。

VMware では、パッチを毎月公開しています。これらのパッチは、vCenter Server のメジャー リリース間にのみ適用できます。たとえば、vCenter Server 7.0 の初期リリース用にリリースされているパッチは、vCenter Server 7.0 Update 1 には適用できません。Update 1 リリースには、それ以前に公開されているすべてのパッチが含まれているためです。

これらのパッチは、主要な製品機能、 vCenter Server のその他のパッケージ(Photon など)、またはその両方向けです。
注: vCenter Server のパッケージを更新するには、VMware で提供されているパッチのみを使用する必要があります。これらのパッケージをその他の方法で更新すると、製品機能に影響する可能性があります。
VMware は、パッチを 2 種類の形式で配布しています。1 つは ISO ベース、もう 1 つは URL ベースのパッチ モデルです。
  • ISO イメージのパッチは、https://my.vmware.com/group/vmware/patchからダウンロードできます。
    VMware は、パッチを含む ISO イメージを 1 種類だけ公開しています。
    ダウンロード ファイル名 説明
    VMware-vCenter-Server-Appliance-product_version-build_number-patch-FP.iso アプライアンス用のフル製品パッチ。セキュリティおよびサードパーティ製品(JRE、Photon OS コンポーネントなど)に関連する VMware ソフトウェアのパッチおよび修正が含まれています。
  • 利用可能なパッチの供給元としてリポジトリ URL を使用するように vCenter Server Appliance を設定できます。アプライアンスにはデフォルトの VMware リポジトリ URL が事前に設定されます。

    ZIP 形式のパッチを VMware の Web サイト ( https://my.vmware.com/web/vmware/downloads) からダウンロードし、カスタム リポジトリをローカル Web サーバに構築できます。ダウンロード ファイル名は VMware-vCenter-Server-Appliance-product_version-build_number-updaterepo.zip です。