vSphere 6.5 以降のリリースでは、Update Managerは 64 ビット アプリケーションとして提供され、64 ビット Windows オペレーティング システムにのみインストールできます。vSphere 6.5 および 6.7 では、Update ManagervCenter Server Appliance 6.7 のオプション サービスとして提供されます。Windows オペレーティング システムの Update ManagervCenter Server Appliance のバージョン7.0 に移行するパスがサポートされています。vSphere 7.0では、vSphere Lifecycle Manager の一部として Update Manager 機能が提供されています。

次の vCenter Serverデプロイにある Update Manager を移行することができます。

表 1. Windows で実行されている Update Managerから vCenter Server Appliance へのサポートされている移行パス
移行前の構成 移行後の構成
同じ Windows マシンで実行されている vCenter ServerUpdate Manager vCenter Serverが組み込まれた7.0Appliance vSphere Lifecycle Manager
異なる Windows マシンで実行されている vCenter ServerUpdate Manager vCenter Serverが組み込まれた7.0Appliance vSphere Lifecycle Manager
Windows マシンで実行され、vCenter Server Applianceに接続されている Update Manager vCenter Serverが組み込まれた7.0Appliance vSphere Lifecycle Manager

GUI または CLI のいずれかの方法を使用して、外部 Update Managerインスタンスを使用するvCenter Server デプロイを移行できます。GUI を使用する場合は、Update ManagerWindows システムで手動の手順を実行します。CLI を使用する場合は、JSON テンプレートで Update Managerに関する構成パラメータを追加します。

重要: Update Managerソース マシンが、移行対象外の vCenter Server システムに接続されている追加の拡張機能で実行されていないことを確認します。

移行前に、Update Managerが、サポートされている Microsoft SQL Server、Oracle、または組み込みのデータベース ソリューションを使用していることがあります。vCenter ServerAppliance への移行後、Update Manager は、PostgreSQL データベースを使用する組み込み vSphere Lifecycle Manager にアップグレードされます。