OVA デプロイが完了すると、アップグレード プロセスのステージ 2 にリダイレクトされます。ここでは、古いアプライアンスのデータを転送して、新しくデプロイされた vCenter Server Appliance のサービスを開始します。デプロイが完了すると、vCenter Server に高可用性の保護が適用されます。
前提条件
組み込みの PostgreSQL データベースを使用する vCenter Server Appliance にアップグレードまたは移行するときに使用できるデータ移行オプションについて理解します。vCenter Server をデプロイして起動した後に、履歴データおよびその他のタイプのデータをバックグラウンドで移行することができます。既存の vCenter ServerAppliance からのデータ転送を参照してください。
手順
結果
vCenter Server アプライアンスがアップグレードされます。古い vCenter Server アプライアンスはパワーオフされ、新しいアプライアンスが起動します。
アクティブ ノードをアップグレードすると、クローン作成処理により新しいパッシブ ノードと監視ノードが作成されます。これらのノードが自動的に作成されるのは、自動デプロイを行った場合です。手動デプロイを行った場合、ノードは自動的に作成されません。パッシブおよび監視仮想マシンのクローンを作成し、クラスタ モードを [有効] に設定する必要があります。
デプロイが完了すると、vCenter Server に高可用性の保護が適用されます。[編集] をクリックして、[メンテナンス モード]、[無効化]、または [vCenter HA の削除] に切り替えることができます。vCenter HA フェイルオーバーを開始することもできます。
次のタスク
- vCenter Server のアップグレードまたは移行結果の確認.
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古い vCenter Server アプライアンスが非短期分散仮想ポート グループを使用している場合は、ポート グループの設定を保存するために、新しいアプライアンスを元の非短期分散仮想ポート グループに手動で接続できます。vSphere Distributed Switch で仮想マシン ネットワークを構成する方法については、『vSphere のネットワーク』を参照してください。
- vCenter Single Sign-On ドメインのすべての vCenter Server インスタンスをアップグレードします。
- 外部の Platform Services Controller ノードを使用する vCenter Server を vCenter Server Appliance に統合したら、元の外部の Platform Services Controller を廃止する必要があります。Platform Services Controller は、廃止するとシャットダウンされ、Single Sign-On ドメインから削除されます。Platform Services Controllerの廃止を参照してください。
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vCenter Server アプライアンスの高可用性を構成することができます。vCenter Server アプライアンスの高可用性の提供方法については、vSphere の可用性を参照してください。