vSphere Lifecycle Manager が実行する vCenter Server Appliance 7.0 がインターネットにアクセスできない場合、Linux ベースのオペレーティング システムに UMDS をインストールしてアップデート バイナリとメタデータをダウンロードすることができます。

前提条件

  • UMDS をインストールする Linux マシンの管理者権限を持っていることを確認します。
  • Linux マシンに vCenter Server Appliance 7.0 の ISO ファイルをマウントします。

手順

  1. Linux マシンで、コマンド シェルを開きます。
  2. Linux マシンにマウントした vCenter Server ISO から、Linux マシンに VMware-UMDS-7.0.0-build_number.tar.gz ファイルをコピーします。
  3. tar -xvzf VMware-UMDS-7.0.0-build_number.tar.gz を実行して VMware-UMDS-7.0.0-build_number.tar.gz ファイルを解凍し、新しく抽出された /vmware-umds-distrib ディレクトリに移動します。
    たとえば、 VMware-UMDS-7.0.0-build_number.tar.gz ファイルを名前 umds で作成したディレクトリに解凍した場合、ナビゲーション パスは /umds/vmware-umds-distrib になります。
  4. ファイル UMDS インストール スクリプトを実行します。
    スクリプトのファイル名は vmware-install.pl です。
  5. エンド ユーザー使用許諾契約書 (EULA) を読んで同意します。
  6. UMDS をインストールするディレクトリを選択します。
    UMDS インストールのデフォルトの場所は、 usr/local/vmware-umds です。
  7. UMDS プロキシ設定を入力します。
    また、以下のコマンドを使用して、UMDS をインストールした後でプロキシ構成を変更することもできます。
    vmware-umds -S --proxy <proxyAddress:port>
  8. パッチを保存するディレクトリを選択します。
    重要: パッチ保存ディレクトリは、UMDS のインストール ディレクトリとは別にする必要があります。パッチ ストアのデフォルトの場所は、 /var/lib/vmware-umds です。

結果

UMDS がインストールされます。