ハードウェア サポート マネージャ プラグインのデプロイ方法および管理は、OEM ごとに異なります。
- Dell
Dell が提供するハードウェア サポート マネージャは、アプライアンスとしてデプロイされるホスト管理ソリューション OpenManage Integration for VMware vCenter (OMIVV) の一部です。
- HPE
HPE が提供するハードウェア サポート マネージャは、アプライアンスとしてデプロイされる管理ツール(iLO Amplifier および OneView)の一部です。
- Lenovo
Lenovo が提供するハードウェア サポート マネージャは、アプライアンスとしてデプロイされるサーバ管理ソリューション Lenovo xClarity Integrator for VMware vCenter の一部です。
- Hitachi
Hitachi によって提供されているハードウェア サポート マネージャである Hitachi Unified Compute Platform Advisor は、Hitachi のすべてのコンバージド システム、ハイパーコンバージド システムおよび統合システム向けのインフラストラクチャ自動化および管理ソフトウェアで、アプライアンスとしてデプロイされます。
ハードウェア サポート マネージャのデプロイと設定
いずれのハードウェア ベンダーでも、ハードウェア サポート マネージャ アプライアンスは十分なメモリ、ストレージ、および処理リソースのあるホストにデプロイする必要があります。通常、ハードウェア サポートマネージャ アプライアンスは、OVF または OVA テンプレートとして配布されます。これらは、任意の vCenter Server サーバ上の任意のホストにデプロイできます。
アプライアンスをデプロイしたら、アプライアンス仮想マシンをパワーオンし、アプライアンスを vCenter Server の拡張機能として登録する必要があります。管理者としてアプライアンスにログインしなければならない場合があります。各ハードウェア サポート マネージャは、1 つのシステムに登録することも、複数の vCenter Server システムに登録することも可能です。
ハードウェア サポート マネージャ アプライアンスをデプロイした後に、vSphere Client で vCenter Server プラグインのユーザー インターフェイスが使用可能になることがありますが、ハードウェア サポート マネージャに独自のユーザー インターフェイスがある場合があります。たとえば、OMIVV、iLO Amplifier、Lenovo xClarity Integrator for VMware vCenter にはすべて vCenter Server プラグイン ユーザー インターフェイスが備わっていて、それぞれのハードウェア サポート マネージャを構成して使用するのに役立ちます。
各ハードウェア サポート マネージャには、実際のファームウェア パッケージを管理し、ファームウェア アドオンの選択を可能にする独自のメカニズムがあります。
ハードウェア サポート マネージャと vSphere Lifecycle Manager を正常に統合するには、ハードウェア サポート マネージャに特定の設定が必要になる場合があります。たとえば、OMIVV では、最初に接続プロファイルを作成する必要があります。その後、クラスタ プロファイルを作成し、クラスタに関連付けてから、Dell のファームウェア アドオンをそのクラスタのイメージに追加する必要があります。
ハードウェア サポート マネージャのデプロイ、設定、および管理の詳細については、それぞれの OEM が提供するドキュメントを参照してください。