イメージ内で指定されたソフトウェアをクラスタ内のすべてのホストに適用するには、イメージを基準としてクラスタを修正します。クラスタを修正することで、非準拠のホストを、クラスタに設定したイメージに準拠させます。
修正時に、クラスタ内のホストが順番に修正されます。互換性なしのコンプライアンス状態になっているホストは修正されません。
クラスタの修正中に vCenter HA フェイルオーバーが開始されると、修正タスクはキャンセルされます。フェイルオーバーが完了したら、新しいノードで修正タスクを再起動する必要があります。
手順
- vSphere Client で、単一のイメージを使用して管理するクラスタに移動します。
- [更新] タブで の順に選択します。
- [イメージのコンプライアンス] カードで [すべて修正] ボタンをクリックします。
[修正の影響の確認] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、修正によってクラスタ内のホストに適用されるすべての変更についての詳細情報が表示されます。
- [修正の影響の確認] ダイアログ ボックスで、影響のサマリ、適用可能な修正の設定、および EULA を確認します。
- 後で影響の詳細を保存して確認するには、[影響の詳細のエクスポート] をクリックします。
- 該当するチェック ボックスを選択して EULA に同意します。
このチェック ボックスは、デフォルトで選択されています。
- [修正の開始] ボタンをクリックします。
[最近のタスク] ペインに、クラスタの修正のタスクが表示されます。また、
[イメージのコンプライアンス] カードで修正タスクの進行状況を確認することもできます。修正が失敗した場合、
vSphere Lifecycle Manager から失敗の原因に関する情報が提供されます。