vCenter Server には、認証サービスを管理するためのユーティリティである sso-config が含まれています。

vSphere Client でサポートされていない管理タスクに対して、または自社環境用のカスタム スクリプトを作成する場合は、sso-config ユーティリティを使用します。

表 1. 認証および関連サービスを管理するための CLI
CLI 説明 リンク
sso-config vCenter Server の組み込み ID プロバイダを設定するためのコマンドライン ユーティリティ。 sso-config.sh -help を実行して sso-config のヘルプを参照するか、VMware ナレッジベースの記事 (https://kb.vmware.com/s/article/67304) で使用例を参照してください。
service-control サービスの起動、停止およびリストを表示するコマンド。 このコマンドを実行して、他の CLI コマンドを実行する前にサービスを停止します。

前提条件

vCenter Server への SSH ログインを有効にします。管理インターフェイスを使用した vCenter Server の管理 を参照してください。

手順

  1. vCenter Server シェルにログインします。
    通常、root ユーザーまたは管理者ユーザーの権限が必要です。詳細については、 CLI の実行に必要な権限を参照してください。
  2. 次のデフォルトの場所にある sso-config ユーティリティにアクセスします。
    必要な権限は、実行するタスクによって異なります。機密情報を保護するために、パスワードの入力を 2 回求められる場合があります。
    /opt/vmware/bin/sso-config.sh

    service-control コマンドでパスを指定する必要はありません。