企業ポリシーで規定されている場合は、vSphere で使用されている一部または全部の証明書を、サードパーティまたはエンタープライズ認証局 (CA) によって署名された証明書で置き換えることができます。これを行った場合、VMware 認証局 (VMCA) は証明書チェーンには含まれなくなります。すべての vCenter Server 証明書を VECS に格納する必要があります。
すべての証明書を置き換えるか、ハイブリッド ソリューションを使用できます。たとえば、ネットワーク トラフィックに使用されるすべての証明書を置き換え、VMCA 署名付きソリューション ユーザー証明書はそのまま残すことを考えます。ソリューション ユーザー証明書は、
vCenter Single Sign-On への認証にのみ使用されます。vCenter Server では、ソリューション ユーザー証明書は内部での通信にのみ使用されます。ソリューション ユーザー証明書は、外部との通信には使用されません。
注: VMCA を使用しない場合には、証明書を使用して新しいコンポーネントをプロビジョニングしたり、証明書の期限を常に把握するために、すべての証明書を自分自身で置き換える必要があります。
カスタム証明書を使用する場合でも、VMware Certificate Manager ユーティリティを使用して証明書を置き換えることができます。カスタム証明書によるすべての証明書の置き換え (Certificate Manager)を参照してください。
証明書の置き換え後に vSphere Auto Deploy で問題が発生した場合は、VMware ナレッジベースの記事 (http://kb.vmware.com/kb/2000988) を参照してください。