新しいプロファイルをホストから抽出した場合は(またはアップグレード後は)、 ホスト プロファイル ポリシーのオプションおよびホストのカスタマイズ値が変更されています。これらの変更の詳細については、「応答ファイル フィールドとホスト プロファイルの抽出」テーブルを参照してください。

ESXiホストから新しいホスト プロファイルを抽出すると、一部のポリシー オプションの値が変更されます。これらの値を保持するには、ホスト プロファイルを抽出する前に手動で保存する必要があります。「応答ファイル フィールドとホスト プロファイルの抽出」テーブルに、値が変更されているポリシー オプション、および新規に抽出されたホスト プロアイルで同じ値が保持されるオプションを示します。

ポリシー オプションを特定するには、[ホスト プロファイル] メイン ビューに移動し、抽出されたホスト プロファイルを右クリックして、[ホストのカスタマイズの編集] を選択します。

表 1. 応答ファイル フィールドとホスト プロファイルの抽出
ポリシー オプションのパス ポリシー オプション 新規に抽出されたプロファイルのポリシー オプション値の変化
[セキュリティおよびサービス -> セキュリティ設定 -> セキュリティ] UserInputPasswordConfigOption デフォルト ユーザーの場合は、パスワードをそのまま残します (root)。

デフォルト以外のユーザーの場合は、常にユーザー入力が抽出されます。

UserInputPasswordConfigOption ホスト プロファイルのバージョンが 6.7 より前の場合、このオプションは抽出されません。抽出されたホスト プロファイル内に UserAccount profile プロファイルを明示的に作成する必要があります。
UserInputAdminPasswordOption 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
[ストレージ設定 -> iSCSI イニシエータの設定] AdvancedUserInputUserConfigOption 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputIqn ユーザー入力値を維持します。
UserInputAlias ユーザー入力値を維持します。
UserInputChapName 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputChapSecret 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputFirstBurstLength 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputMaxBurstLength 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
[一般システム設定 -> 管理エージェント設定 -> SNMP エージェント設定] UserInputMaxReceiveSegmentLength 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputUsers 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputV3Targets 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputEngineId 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputContact 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
UserInputLocation 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
[セキュリティおよびサービス -> セキュリティの設定] [ -> セキュリティ -> Active Directory 権限] UserInputUserName ユーザー入力値を維持します。
UserInputPassword ユーザー入力値を維持します。
[ネットワーク設定] UserInputMacAddress 使用できるデフォルト値がない場合の、条件付きのプロンプト表示。
UserInputHostName 使用できるデフォルト値がない場合の、条件付きのプロンプト表示。
UserInputIPAddress 使用できるデフォルト値がない場合の、条件付きのプロンプト表示。
[詳細設定 -> 詳細オプション] UserInputAdvancedConfigOption 固定に変更します。ユーザー入力値を維持しません。
[詳細設定 -> システム イメージ キャッシュ設定] Enable Stateless Caching ポリシー オプションを明示的に選択する必要があります。
Enable Stateful Install ポリシー オプションを明示的に選択する必要があります。
注: 次の表には、ポリシー オプションの一部が表示されていません。新しいホスト プロファイルを抽出する前に、変更したポリシー オプションを認識する必要があります。