vSphere の Skyline Health チェックを使用して、システムの健全性を監視できます。健全性チェックを実行して、詳細分析のためにそのデータを VMware に送信できます。

前提条件

  • オンラインの健全性チェックを使用するには、カスタマ エクスペリエンス改善プログラムに参加する必要があります。
  • オンラインの健全性チェックを実行するには、vCenter Server がインターネット経由で通信できる必要があります。
    注: カスタマ エクスペリエンス改善プログラム (CEIP) が有効でない場合は、インターネット接続のチェックを使用できません。

手順

  1. vCenter Server に移動するか、vSphere Client ナビゲータでホストを選択します。
  2. [監視] タブをクリックし、[Skyline Health] をクリックします。
  3. [オンライン健全性接続状態] カテゴリを展開し、表示する情報のタイプを選択します。
    オプション 説明
    カスタマ エクスペリエンス改善プログラム (CEIP) CEIP チェックでは、vCenter Server に対してプログラムが有効になっているかどうかを確認します。有効でない場合は、健全性チェックの横にあるボタンをクリックし、CEIP ページに移動し、プログラムに登録します。CEIP を有効にするには、[CEIP の設定] をクリックします。
    オンライン健全性接続状態 インターネット接続のチェックでは、vCenter Server が HTTPS/443 インターフェイス経由で vmware.com と通信できるかどうかを確認します。通信が成功した場合は、このチェックは合格です。通信が失敗した場合、インターネット接続が使用できないことが示されます。
    正常に実行されたオンライン健全性チェックの回数 これにより、正常に実行されたオンライン健全性チェックの回数に関する情報が提供されます。
    Advisor Skyline Advisor は、プロダクション サポートまたはプレミア サポート契約に含まれており、ログ アシストによるサポート ログ バンドルの自動転送などの追加機能により、プロアクティブ サポートを強化します。
    CEIP が収集したデータの監査 CEIP への参加を選択すると、製品とサービスのご利用に関する技術情報を、CEIP レポートとして VMware が定期的に収集します。この情報は、お客様個人を特定するものではありません。収集された最新のデータは、vCenter Server で確認できます。
  4. 次のカテゴリを展開すると、関連する健全性の警告が表示されます。
    • [コンピューティング健全性チェック]
    • [ネットワーク健全性チェック]
    • [セキュリティ健全性チェック]
    • [セルフ サポート診断]
    • [ストレージ健全性チェック]
    • [全般的な健全性チェック]
  5. [再テスト] ボタンをクリックすると、健全性チェックが実行され、結果がただちに更新されます。
    [VMware に問い合わせる] ボタンをクリックすると、健全性チェックを説明して問題の解決方法に関する情報が記されたナレッジ ベース記事を開くことができます。