このチャートは、データストアでの正規化待ち時間をマイクロ秒単位で表します。Storage I/O Control では、待ち時間を監視し、データストアの輻輳を検出します。このメトリックは、このデータストアにアクセスするすべてのホストおよび仮想マシンの補正レスポンス タイムを計算します。I/O 処理数は、レスポンス タイムに対する負荷として使用されます。これは、デバイス レベルの待ち時間を示すもので、ハイパーバイザー ストレージ スタックまたは仮想マシン内の待ち行列は関係ありません。また、この値は I/O サイズに合わせて調整されます。I/O のサイズが大きいために待ち時間が長くなった場合は割り引いて計算され、データストアの処理が実際よりも遅く感じられないようにします。すべての仮想マシンのデータが集約されています。Storage I/O Control が無効の場合、このチャートの値には 0 が表示されます。

このチャートは、データストアの [パフォーマンス] タブの [パフォーマンス] ビューにあります。また、データストア クラスタ チャートに sizeNormalizedDatastoreLatency カウンタを表示できます。

表 1. データ カウンタ
チャートのラベル 説明
Storage I/O Control の正規化待ち時間 Storage I/O Control では、待ち時間を監視し、データストアの輻輳を検出します。
  • カウンタ:sizeNormalizedDatastoreLatency
  • 統計タイプ: 絶対値
  • 単位: マイクロ秒
  • ロールアップ タイプ: 平均
  • 収集レベル:
 3