GB 単位の容量チャートは、仮想マシンの領域使用量データ カウンタを表示します。

このチャートは、仮想マシンの [パフォーマンス] タブの [ストレージ] ビューにあります。

表 1. データ カウンタ
チャートのラベル 説明
割り当て済み

管理者によって仮想マシン用にプロビジョニングされたデータストアの論理容量合計。データストア上の仮想マシン ファイルが拡張可能な最大ストレージ サイズです。これには、ログ ファイルや VMX ファイルなどが含まれます。割り当てられた領域は必ずしも使用されるわけではありません。

  • カウンタ:プロビジョニング済み
  • 統計タイプ:絶対値
  • 単位:ギガバイト (GB)
  • ロールアップ タイプ:最新版
  • 収集レベル:1
使用対象

仮想マシン ファイルが使用中の物理データストア領域の量。

  • カウンタ:使用中
  • 統計タイプ:絶対値
  • 単位:ギガバイト (GB)
  • ロールアップ タイプ:最新版
  • 収集レベル:1
未共有

1 台の仮想マシンにのみ属し、ほかの仮想マシンとは共有しないデータストア領域の量。別のデータストアに移動してから戻した場合などに、確実にその仮想マシンに回収されるのは、共有されていない領域だけです。この値は、仮想マシンのすべてのデータストアにわたって、共有されていないすべての領域の集約です。

  • カウンタ:未共有
  • 統計タイプ:絶対値
  • 単位:ギガバイト (GB)
  • ロールアップ タイプ:最新版
  • 収集レベル:1

チャートの分析

使用中の容量がキャパシティと等しい場合、データストアは完全に使用されています。たとえばスナップショットおよびシン プロビジョニング ディスクがある場合、割り当てられた容量はデータストア キャパシティよりも大きくなる場合があります。可能であれば、データストアにさらに多くの容量をプロビジョニングするか、データストアにディスクを追加するか、または共有のデータストアを使用します。

スナップショット ファイルが大量のデータストア容量を使用している場合、スナップショットが不要になったときに仮想ディスクに統合することを検討します。スナップショットを統合すると、REDO ログ ファイルが削除され、vSphere Client のユーザー インターフェイスからスナップショットが削除されます。データセンターの統合については、vSphere のドキュメントを参照してください。