vSphere 6.0 以降では、vSphere Distributed Switch は、個々のマルチキャスト グループに関連するマルチキャスト パケットをフィルタリングするために基本モデルとスヌーピング モデルをサポートしています。スイッチ上の仮想マシンがサブスクライブするマルチキャスト グループの数に応じてモデルを選択してください。 マルチキャスト フィルタリング モードマルチキャスト トラフィックをフィルタリングするためのデフォルトの基本モードに加えて、vSphere Distributed Switch 6.0.0 以降のリリースでは、仮想マシンからの Internet Group Management Protocol (IGMP) および Multicast Listener Discovery (MLD) メッセージに基づいてより正確な方法でマルチキャスト トラフィックを転送するマルチキャスト スヌーピングをサポートしています。 vSphere Distributed Switch でのマルチキャスト スヌーピングの有効化vSphere Distributed Switch でマルチキャスト スヌーピングを使用すると、マルチキャスト トラフィックをサブスクライブするために仮想マシンが送信する Internet Group Management Protocol (IGMP) または Multicast Listener Discovery (MLD) のメンバーシップ情報に従って、正確な方法でトラフィックを転送できます。 マルチキャスト スヌーピングでのクエリの時間間隔の編集vSphere Distributed Switch で IGMP または MLD マルチキャスト スヌーピングが有効になっている場合に、スヌーピング クエリアが物理スイッチに構成されていないときは、仮想マシンのメンバーシップに関する一般クエリが Distributed Switch から送信されます。Distributed Switch に接続されている ESXi ホストで、一般クエリをスイッチから送信する時間間隔を編集できます。 IGMP と MLD のソース IP アドレスの数の編集vSphere Distributed Switch で IGMP または MLD マルチキャスト スヌーピングを有効にすると、マルチキャスト グループのメンバーがパケットを受信する送信元 IP アドレスの最大数を編集できます。