すべての分散ポートに VLAN タギングを適用するには、分散ポート グループの VLAN ポリシーを設定する必要があります。親分散ポート グループとは異なる方法でポート上の仮想トラフィックを物理 VLAN と統合するには、分散ポートの VLAN ポリシーを使用する必要があります。

前提条件

分散ポート レベルでポリシーをオーバーライドするには、このポリシーのポートレベルのオーバーライド オプションを有効にします。ポート レベルでのネットワーク ポリシーのオーバーライドの構成を参照してください。

手順

  1. vSphere Client のホーム画面で、[ネットワーク] をクリックし、Distributed Switch に移動します。
  2. 分散ポート グループまたは分散ポートの VLAN ポリシーに移動します。
    オプション 操作
    分散ポート グループ
    1. [アクション] メニューから、[分散ポート グループ] > [分散ポート グループの管理] を選択します。
    2. [VLAN] を選択し、[次へ] をクリックします。
    3. ポート グループを選択して、[次へ] をクリックします。
    分散ポート
    1. [ネットワーク] タブで、[分散ポート グループ] をクリックし、分散ポート グループをダブルクリックします。
    2. [ポート] タブでポートを選択し、[分散ポート設定を編集します] アイコンをクリックします。
    3. [VLAN] を選択します。
    4. オーバーライドするプロパティの横にある [オーバーライド] を選択します。
  3. [VLAN タイプ] ドロップダウン メニューから、VLAN トラフィックのフィルタリングおよびマーキングのタイプを選択し、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    なし VLAN を使用しません。

    外部スイッチ タギングの場合はこのオプションを使用します。

    VLAN [VLAN ID] フィールドの ID を使用してトラフィックにタグを付けます。

    仮想スイッチ タギング用に 1 ~ 4094 の数字を入力します。

    VLAN トランク ID が [VLAN トランクの範囲] 内にある VLAN トラフィックをゲスト OS に渡します。コンマ区切りリストを使用して複数の範囲や個々の VLAN を設定できます。例:1702-1705, 1848-1849

    仮想ゲスト タギングの場合はこのオプションを使用します。

    プライベート VLAN トラフィックと、Distributed Switch で作成されたプライベート VLAN を関連付けます。
  4. 設定を確認して、構成を適用します。