Storage DRS は、データストア クラスタ内のすべてのデータストアにおけるリソースの使用情報を収集します。Storage DRS はこの情報を使用して、データストア クラスタ内のデータストア上の仮想マシン ディスク配置に関する推奨を生成します。

Storage DRS の推奨は、vSphere Clientデータストア ビューの [Storage DRS] タブに表示されます。また、データストアを Storage DRS メンテナンス モードにする際、推奨が表示されます。Storage DRS 推奨を適用すると、vCenter Server は Storage vMotion を使用して仮想マシンのディスクをデータストア クラスタ内の他のデータストアに移行して、リソースを調整します。

推奨のサブセットを適用するには、[提案された DRS 推奨のオーバーライド] チェック ボックスを選択し、各推奨を選択して適用します。

表 1. Storage DRS 推奨
ラベル 説明
優先順位 推奨の優先順位レベル (1 ~ 5)。(デフォルトでは非表示。)
推奨 Storage DRS が推奨するアクション。
理由 アクションが必要な理由。
移行前の容量使用率 %(ソース)および(ターゲット) 移行前にソースとターゲットのデータストアで使用される容量の割合。
移行後の容量使用率 %(ソース)および(ターゲット) 移行後にソースとターゲットのデータストアで使用される容量の割合。
移行前の I/O 遅延(ソース) 移行前のソース データストア上の I/O 遅延の値。
移行前の I/O 遅延(ターゲット) 移行前のターゲット データストア上の I/O 遅延の値。