仮想マシンをパワーオンするには、特定の量の使用可能なオーバーヘッド メモリが必要です。このオーバーヘッドの量を認識しておく必要があります。
仮想マシンに必要なオーバーヘッド メモリの量は、vCPU の数、メモリ サイズ、デバイスの数とタイプ、モニタで使用している実行モード、仮想マシンのハードウェア バージョンなどの多数の要素によって決まります。また、使用している vSphere のバージョンも、必要なメモリの量に影響する可能性があります。仮想マシンに必要なオーバーヘッド メモリの量は、VMX によって自動的に計算されます。
特定の構成に必要なオーバーヘッド メモリの量を確認するには、まず対象となる仮想マシンをパワーオンします。vmware.log ファイルを調べます。仮想マシンをパワーオンすると、必要なオーバーヘッド メモリの量がログに出力されます。ログ内で VMMEM を検索して、仮想マシン用に予約されているオーバーヘッド メモリの最初の正確な量を確認します。