仮想マシンを作成する場合、作成プロセスの一環として、リソース プールの場所を指定できます。既存の仮想マシンをリソース プールに追加することもできます。
- 仮想マシンの予約と制限は変更されません。
- 仮想マシンのシェアが高、標準、または低の場合、シェア率は、新規リソース プールで使用されているシェア数の合計に合わせて調整されます。
- 仮想マシンにカスタム シェアが割り当てられている場合は、そのシェア値が維持されます。
注: シェアの割り当てはリソース プールに対して相対的なので、仮想マシンをリソース プールに移動する場合は、新規リソース プール内の相対的な値と仮想マシンのシェアが一致するように、仮想マシンのシェアを手動で変更しなければならない場合があります。合計シェアに対して非常に大きい (または非常に小さい) 割合が仮想マシンに割り当てられると、警告が表示されます。
- [監視] では、[リソース予約] タブに表示される、リソース プールの予約済みおよび未予約の CPU とメモリのリソースに関する情報は、仮想マシンに関連付けられた予約(ある場合)に合わせて変更されます。
注: 仮想マシンがパワーオフまたはサスペンド状態の場合、その仮想マシンを移動することはできますが、リソース プール全体で使用可能なリソース (予約済みおよび未予約の CPU とメモリなど) は変更されません。
手順
- vSphere Clientで、仮想マシンを参照して移動します。
- データセンター、フォルダ、クラスタ、リソース プール、またはホストを選択して、仮想マシンを検索します。
- [仮想マシン] タブをクリックします。
- 仮想マシンを右クリックして、[移行] を選択します。
- 仮想マシンは別のホストに移動できます。
- 仮想マシンのストレージは別のデータストアに移動できます。
- 仮想マシンを別のホストに移動し、そのストレージを別のデータストアに移動できます。
- 仮想マシンを配置するリソース プールを選択します。
- 選択内容を確認し、[終了] をクリックします。
結果
仮想マシンがパワーオン状態で、ターゲットのリソース プールに仮想マシンの予約を確保するだけの十分な CPU またはメモリがない場合、仮想マシンの移動はアドミッション コントロールによって許可されないため、失敗します。エラー ダイアログ ボックスには、使用可能なリソースと要求されたリソースが表示されるので、調整することで問題が解決されるかどうかを判断できます。