仮想マシンの詳細属性を使用して、仮想マシンの構成をカスタマイズできます。
属性 | 説明 | デフォルト |
---|---|---|
sched.mem.maxmemctl | 選択した仮想マシンからバルーニングによって解放される、メガバイト (MB) 単位での最大メモリ量です。ESXi ホストが追加メモリを解放しなければならない場合、ESXi ホストはスワップを強制されます。スワップはバルーニングよりも好ましくありません。 | -1 (制限なし) |
sched.mem.pshare.enable | 選択した仮想マシンのメモリ共有を有効にします。 このブール値のデフォルトは [True ] です。仮想マシンに対して [False ] に設定すると、メモリ共有がオフになります。 |
True |
sched.mem.pshare.salt | ソルト値は、仮想マシンごとに構成可能な VMX オプションです。仮想マシンの VMX ファイルにこのオプションが存在しない場合は、vc.uuid vmx オプションの値がデフォルト値として使用されます。vc.uuid は各仮想マシンに一意の値であるため、透過的なページ共有は、デフォルトでは、特定の仮想マシンに属するページ間(仮想マシン内)でのみ行われます。仮想マシンのグループが信頼できるとみなされる場合は、グループ内のすべての仮想マシン(仮想マシン間)に共通のソルト値を設定することによって、グループ内でページを共有できます。 | ユーザーが構成可能 |
sched.swap.persist | 仮想マシンがパワーオフになった場合に仮想マシンのスワップ ファイルを残すか、削除するかを指定します。デフォルトでは、システムは、仮想マシンがパワーオンになった時点でその仮想マシンのスワップ ファイルを作成し、仮想マシンがパワーオフになった時点でスワップ ファイルを削除します。 | False |
sched.swap.dir | 仮想マシンのスワップ ファイルのディレクトリの場所です。デフォルトでは、仮想マシンの作業ディレクトリになります。つまり、仮想マシンの構成ファイルを格納するディレクトリです。このディレクトリは、仮想マシンにアクセス可能なホスト上にある必要があります。仮想マシン (または仮想マシンから作成されたクローン) を移動する場合は、この属性をリセットする必要があることがあります。 | workingDir に等しい |