ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスから通常ロックダウン モードを有効化または無効化できます。厳密なロックダウン モードは、vSphere Client からのみ有効化および無効化できます。

ホストが通常ロックダウン モードになっている場合は、次のアカウントからダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスにアクセスできます。
  • ホスト上で管理者権限を持つ例外ユーザー リストのアカウント。例外ユーザー リストは、バックアップ エージェントなどのサービス アカウントに使用します。
  • ホストの DCUI.Access 詳細オプションに定義されているユーザー。このオプションは、致命的な障害の際にアクセスを有効にするために使用します。

ロックダウン モードを有効にすると、ユーザー権限は保持されます。ダイレクト コンソール インターフェイスからロックダウン モードを無効にすると、ユーザー権限はリストアされます。

注: ロックダウン モードのホストをロックダウン モードを終了せずに ESXi 6.0 にアップグレードし、アップグレード後にロックダウン モードを終了した場合は、ホストがロックダウン モードに入る前に定義されていた権限がすべて失われます。システムは、 DCUI.Access 詳細オプションに定義されているすべてのユーザーに管理者ロールを割り当て、ホストに引き続きアクセスできるようにします。

アクセス許可が失われないようにするには、vSphere Client からホストのロックダウン モードを無効にしてからアップグレードを実行してください。

手順

  1. ホストのダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスで、F2 を押してログインします。
  2. [ロックダウン モードの構成] 設定にスクロールし、Enter キーを押して現在の設定を切り替えます。
  3. ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスのメイン メニューに戻るまで、Esc キーを押します。