VMware vSphere Lifecycle Manager イメージの権限は、イメージを管理する機能を制御します。

この権限は、階層内の異なるレベルで設定できます。たとえば、フォルダ レベルで権限を設定した場合、その権限をフォルダ内の 1 つ以上のオブジェクトに伝達できます。[必要とするオブジェクト] 列に示されるオブジェクトには、直接または継承のいずれか方法で権限が設定されている必要があります。

注: URL を受け入れる VMware vSphere Lifecycle Manager API を呼び出すことをユーザーに許可する権限を管理者または信頼できるユーザーにのみ割り当てます。
表 1. VMware vSphere Lifecycle Manager イメージの権限
権限名 説明 必要とするオブジェクト
VMware vSphere Lifecycle Manager.Lifecycle Manager: イメージ権限.読み取り vSphere Lifecycle Manager イメージの読み取りを許可します。この権限は次の操作に必要です。
  • クラスタのすべてのドラフトを一覧表示
  • ドラフトの詳細情報の確認
  • ドラフトでのスキャンの実行
  • ドラフトの検証
  • ドラフトのコンテンツの取得
  • 有効なコンポーネント リストの計算
  • 現在の目的の状態ドキュメントのコンテンツを取得
  • クラスタでのスキャンの開始
  • コンプライアンスの結果の取得
  • 推奨の取得
  • 現在の目的の状態を、デポ、JSON ファイル、または ISO としてエクスポート

ルート vCenter Server

VMware vSphere Lifecycle Manager.Lifecycle Manager: イメージ権限.書き込み vSphere Lifecycle Manager イメージの管理を許可します。この権限は次の操作に必要です。
  • ドラフトの作成、削除、またはコミット
  • 目的の状態をインポート
  • 推奨の生成
  • ドラフトのさまざまな部分の設定または削除

ルート vCenter Server